現実主義の避戦論―戦争を回避する外交の力

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現実主義の避戦論―戦争を回避する外交の力

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569856582
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C0031

出版社内容情報

2027年度から、防衛費をGDPの2%に引き上げることが決定した。これまで年間5.5兆円規模であったものが11兆円を超え、世界第3位の水準となる。一方で、日本の債務残高はGDP比260%という天文学的な数字となっている。
防衛費倍増は本当に「しかたない」ことなのか。外交努力によって戦争を回避することはできないのか。「たとえば、外交交渉によりロシアのウクライナ侵攻を止められた可能性もあったのでは」と、米国や中国、北朝鮮と外交交渉を積み重ねてきた著者はいう。
現代史における外交努力の歴史と、現場での豊富な経験に基づいて語る、現実主義の平和外交論!

■軍事費の推移――1944年は国家財政の85.3%
■避戦のための外交努力
――キューバ危機、インド・パキスタン核戦争回避、イラン核合意
■外交でウクライナ侵略を止める手立てはあった 
■2019年、北朝鮮核問題解決の可能性があった

内容説明

二〇二七年度から、防衛費をGDPの二%に引き上げることが決定した。これまで年間五・五兆円規模であったものが一一兆円を超え、世界第三位の水準となる。一方で、日本の債務残高はGDP比二六〇%という天文学的な数字となっている。防衛費倍増は本当に「しかたない」ことなのか。外交努力によって戦争を回避することはできないのか。「たとえば、外交交渉によりロシアのウクライナ侵攻を止められた可能性もあったのでは」と、米国や中国、北朝鮮と外交交渉を積み重ねてきた著者はいう。現代史における外交努力の歴史と、現場での豊富な経験に基づいて語る、現実主義の平和外交論!

目次

第1章 「平和国家・日本」の終焉
第2章 日本の安全保障・近代史を概観する
第3章 避戦のための外交努力
第4章 戦後の日本の歩み―日本国憲法と日本の防衛戦略
第5章 プーチンの侵略を止める手立てはなかったのか
第6章 勃発した中東危機
第7章 日本にとっての安全保障上の脅威
第8章 日本の安全保障に不可欠な三つの取り組み

著者等紹介

薮中三十二[ヤブナカミトジ]
元外務省事務次官。1948年大阪府生まれ。大阪大学法学部中退、米コーネル大学卒業。北米局課長時代に日米構造協議を担当。アジア大洋州局長として六ヶ国協議の日本代表を務め、北朝鮮の核や拉致問題の交渉にあたる。2008年には東シナ海油ガス田共同開発合意の成立に尽力。経済・政治担当外務審議官をへて、外務事務次官を2010年に退任し、顧問に就任。現在、大阪大学特任教授、グローバル寺子屋「薮中塾」で若者を指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ceskepivo

1
「狂気が支配する世界にあって、日本はあくまでも冷徹に国際情勢を見極め、研ぎ澄まされた眼で判断し、国益を増進しなければならない。そのための外交は、好き嫌いで判断するのではなく、客観的状況判断に基づき推進刷る必要がある」ことには同意。問題は、そういう外交ができる人材を育てることか。2024/03/17

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