PHPビジネス新書<br> 科学的思考トレーニング―意思決定力が飛躍的にアップする25問

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PHPビジネス新書
科学的思考トレーニング―意思決定力が飛躍的にアップする25問

  • 牧 兼充【著】
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  • PHP研究所(2022/11発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 216p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569852379
  • NDC分類 336.4
  • Cコード C1234

出版社内容情報

「競合A社がこの販促キャンペーンを行ったところ、売上が2倍になった。だから当社でも同じキャンペーンをやろう」
「業界大手のB社がこのITシステムを導入したら、現場の業務コストが3割削減された。だから当社も同じシステムを導入しよう」
そうした意思決定の多くは失敗に終わります。なぜなら、うまくいったケースには特殊な文脈や前提条件があるから。前提条件が変われば、結果も変わります。
そこで必要なのが、「何が原因となって、どんな結果が生じるのか」という因果関係を推論するスキル。これこそが「科学的思考法」です。
本書では、因果関係のない相関関係を、因果関係だと勘違いしないための区別の仕方を解説。さらに、あなたのビジネスで、ある施策を行うと、どんな効果があるのか、その因果関係を確かめる「科学的実験」の方法も解説します。
科学的実験ができるようになると、仮説を立てて実験し、その結果を分析して、また仮説を立てる、というサイクルを正しく回すことができるようになります。そして、低コストで、かつ、速いスピードで、成功へと至ることができます。
日米のビジネススクールで教鞭をとり、イノベーションについて研究する著者が、世界の急成長企業は当たり前にやっている、意思決定の質を高め、「正解のないイノベーション」を起こすための思考法を解説。
「経験と勘」に頼った意思決定から脱しよう!
《目次》
●第1章 「科学的思考法」とは何か
●第2章 それは本当に「因果関係」?
●第3章 真の因果関係を発見するための「科学的実験」の方法
●第4章 「科学的実験」をデザインする
●第5章 「失敗」できる組織が科学的思考法を育てる

内容説明

本書で紹介する科学的思考法とは、決して特定の職業や業務に関わる人だけに必要なものではない。ビジネスパーソンなら誰もが身につけるべき必須スキルだ。「原因」と「結果」に関する因果関係を明らかにし、エビデンスに基づいて判断する。これが科学的思考法の本質である。科学的思考法は、ビジネスにおける意思決定の質を高めるのだ。グローバルな世界では当たり前になっている科学的思考法を「演習問題」でトレーニングする。

目次

第1章 「科学的思考法」とは何か(なぜ他社の成功事例を真似てもうまくいかないのか?;ビジネススクールでケース・メソッドを学ぶ理由 ほか)
第2章 それは本当に「因果関係」?(因果関係をチェックする3つのポイント;見せかけの相関 ほか)
第3章 真の因果関係を発見するための「科学的実験」の方法(すでに「科学的実験」は実務の現場で使われている;フィールド実験を積極活用するグローバル企業 ほか)
第4章 「科学的実験」をデザインする(実験のデザインに必要な基本要素;どんな指標を測定するべきか? ほか)
第5章 「失敗」できる組織が科学的思考法を育てる(「失敗」を前提に行動するブッキング・ドットコム;誰でも上司の許可なく何でも実験できる ほか)

著者等紹介

牧兼充[マキカネタカ]
早稲田大学ビジネススクール准教授。1978年、東京都生まれ。2000年、慶應義塾大学環境情報学科卒業。2002年、同大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。2015年、カリフォルニア大学サンディエゴ校にて博士(経営学)を取得。慶應義塾大学助教・助手、カリフォルニア大学サンディエゴ校講師、スタンフォード大学リサーチアソシエイト、政策研究大学院大学助教授などを経て、2017年より現職。カリフォルニア大学サンディエゴ校ビジネススクール客員准教授を兼務。専門は、技術経営、アントレ、イノベーション、科学技術政策など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆうすけ

7
コンパクトによくまとまっている。それでいて細部までいろんなところが配慮されている稀有な本。ビジネスで科学的思考がいかに重要か。経済学でよくきくランダム化比較実験(RCT)をビジネスでどう応用するか説得力ある説明。失敗やチャレンジが大事だとみんな言うけど、その理由が本書を読んでやっとわかったような気がする。個人的には第5章が面白かった。人事考課においてなぜプロセスが重要なのか、やっと腹落ちした気がする。2023/01/30

ireadertj

3
これまでの読んできた知識の再確認という内容ではあったが、ビジネスにおける科学的思考の有用性、必要性をわかりやすく、読みやすくまとまっていていい本だった。2023/02/20

みたまん

2
理系出身なのでランダム化比較実験について理解できているものの、それをビジネスでも活用するという視点は新鮮だった。普段の業務では「相関関係の検証」「外的妥当性の検証」が使えると良いかも。◆「他社でこのキャンペーンを行ったら売上が増えたので、自社も同じキャンペーンをやれば売上が増える」というのは、「前の患者が解熱剤の投与をして治ったから、次の患者も解熱剤で治る」というのと同じロジックでしかない。★失敗しても良い。ただし、そのプロセス(どう考え、どんな工夫をしたか)から学びを得ること。2024/02/04

スケイダ

1
声の大きさや雰囲気に呑まれる事が確かにある中、コントロール群を置かない調査は信用してはならないを改めて肝に銘じよう!と思う。ただ本当の肝は、失敗を許せる、マネージメント出来る組織を作れという事か。自己啓発本と思ったが、マーケティング、そして経営本に変化して行った。2023/02/18

mobiile

1
WBS牧さん

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