朱泥抄

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  • サイズ B40判/ページ数 271p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569850412
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

2021年3月1日に107歳で逝去した孤高の美術家、篠田桃紅先生。
本作は1979年にPHP研究所から刊行された同名の書籍を再編集、新装復刊したものです。
処女作『墨いろ』が第27回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞した1979年に発刊された作品で、随筆の分野でも現代の清少納言といわれた著者・篠田桃紅の瑞々しい感性にあふれています。5歳の時に父の手ほどきで初めて墨と筆に触れてから、ほぼ独学で書を極め、やがて美術の世界へ。1956年に単身渡米し、ニューヨークを拠点にボストン、シカゴ、パリ、シンシナティ他で個展を開催した先進性は現代女性にも鮮烈で、随筆にあらわれる感性も古びることがありません。本書では文字の偏にことよせて日々の思いを綴っていて、ニューヨークに遊びに来た従兄弟や友人との交流やホームパーティの様子、着物や食への思いなど、そのセンスに富んだ暮らしにも心がわきたちます。著者の手による初期随筆の中でも珠玉の作品です。

内容説明

一〇七歳で逝去した孤高の美術家が遺した珠玉の随筆集を新装復刊。

目次


奇行
結び文
「かたち」を問われて
幼きより
神経
昔の音

軸ぬすびとへ
いろは〔ほか〕

著者等紹介

篠田桃紅[シノダトウコウ]
1913年、中国大連に生まれる。5歳の時、父の手ほどきで初めて墨と筆に触れ、以後独学で書を極める。第二次世界大戦後、文字を解体し、墨で抽象を描き始める。1956年渡米し、ニューヨークを拠点に各地で個展を開催。58年に帰国して後は、壁画や壁書、レリーフといった建築に関わる仕事や、東京芝増上寺本堂の襖絵などの大作の一方で、リトグラフや装丁、題字、随筆を手掛けるなど、活動は多岐にわたった。1979年『墨いろ』にて第27回日本エッセイスト・クラブ賞受賞。2021年3月1日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mako

1
ことばになりにくい、そこはかとない気配に目を向け、言葉にしていったと感じる随筆。道を究めていく人の感性がほとばしる。こんな風に生きていった人もあるんだなあ。2021/11/07

ニコ

1
いろは歌の考察が良かった。言葉は甘美であるが、すべて否定で、「たれ」と出遭い、突き放され、夢と醒める。 便利さや人工物の否定には、ちょっと相容れないところもあるけど、「活字は形骸ではなく活きた字であり、記号でない機能を持ってしまっている」という一文は素敵だと思った。2021/10/03

みっくん

0
図書館本で版が違います。写真の方が好きかなぁ。でも、図書館のものは題字が桃紅さんのお作で、一長一短。 まだまだ若書きというか、文章を綴ることになれておられなかったのか、最近の作に比べるとちょっと読みづらい。あるいは、まだまだ、尖っていたと言うことなのか。  様子がいい、さまになる、こういった言葉と振る舞いが愛された時代というのは、もちろん悪いことも色々とあったのだろうけれど、今とは違う良さもあったのだろう。2021/11/08

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