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出版社内容情報
優秀なリーダーとは部下の成長の触媒となる人間である。そうあるための振る舞いはいかにすればよいか。本書ではケーススタディを掲げながら、わかりやすくその具体例を示す。人はルールに縛られるのは嫌いである。だから誰にとっても組織は窮屈なものだ。しかし反面、ルールに従える環境なら、組織の一員として生きる方が安全で楽だ。太古の集団での狩猟時代以降、人はそういうアンビバレントな状況の中で生きてきた。そして、それを解消してくれる優秀なリーダーを求めてきたのである。本書の著者は、優秀なリーダーの特性を、部下を納得させる力とする。組織の中に生きれば不本意な役割を担うことも多い。そのような時、リーダーがその人を納得させられるか否かが最重要だというわけである。常日頃からの姿勢、いざという時の構え、いかなる言動が部下の信頼を集めるか。大学生の就活指導30年余の実体験から、若者が求めてやまないリーダー像を描き出す。
内容説明
支配型リーダーの時代は、本当に終わった!人が喜んでついてくるマネジャーこそ、組織の要だ。その話し方を、ケーススタディから実践的に学ぶ。
目次
第1章 頼りにされる(冷静でなければリーダーではない;会議を仕切れなければリーダーではない ほか)
第2章 話をさせる(部下の話が聞きたくなければリーダーではない;部下の悩みに寄りそえなければリーダーではない ほか)
第3章 範となる(部下のやる気を殺ぐ者はリーダーではない;自分の欲を殺せなければリーダーではない ほか)
第4章 意識を変える(余計な仕事を作る人はリーダーではない;上手にお金が使えなければリーダーではない ほか)
第5章 ミドル進化論(焦らず、力まず、「中器晩成」を目指そう;部下育成の成否は「情」の使い方にかかっている ほか)
著者等紹介
平岡祥孝[ヒラオカヨシユキ]
1956年、大阪生まれ。北海道大学大学院農学研究科修士課程修了。九州大学博士(農学)。専門は農業経済学。静修短期大学(現札幌国際大学短期大学部)、北海道武蔵女子短期大学、札幌大谷大学短期大学部の勤務を経て、札幌大谷大学社会学部教授。学生の就職支援やインターンシップ事業に長年かかわる。教育論や仕事論などをテーマに講演や高校出張講義など多数。2001年、『英国ミルク・マーケティング・ボード研究』(大明堂)にて日本消費経済学会学会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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