しあわせな老いを迎える心理学―サクセスフル・エイジング

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しあわせな老いを迎える心理学―サクセスフル・エイジング

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  • サイズ 46判/ページ数 210p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569848051
  • NDC分類 143.6
  • Cコード C0011

出版社内容情報

老いること=衰えることと考えていませんか?
ひとは歳をとるほど「ダメになっていく」、若いときだけがキラキラしていて、あとは能力も知力も感性もただ衰え落ちていくだけ、と。
でもそれはNO!です。人生を重ねるほどに増す能力や魅力もいっぱい。
心理学では「サセスフル・エイジング(Successful Aging)」という視点、どうしたらサクセスフルな(幸福感にあふれた)エイジング(年齢の重ね方)ができるのかが、近年とても注目されてきています。
本書では、老いへのマイナスイメージを捨て、どうしたら歳を重ねることの喜びを味わえるのか、どういう考え方や行動をすればそうなれるのか、さらに、歳を重ねないと到達できない境地や知性がたくさんあるということを、臨床心理士である著者が、実際のカウンセリング場面で出会った事例をもとに、生涯発達心理学の知見をふまえ、わかりやすく伝えます。
人生100年をしあわせに過ごすために!

内容説明

心理学者・植木理恵が伝える、幸福感にあふれた歳の重ね方。人生後半にこそ花が咲く。

目次

序章 新しい人間観「サクセスフル・エイジング」(若者って、意外とつらいもの;若さがすべてという証拠はない ほか)
第1章 中年期に伸びる能力・芽生える魅力(30代―ひとの「複雑」さを理解する力;40代―自分が何者なのかを深く知る力 ほか)
第2章 高齢期に増す能力・磨かれる力(60代―複雑で精神的なかかわりを紡ぐ力;70代―内なる思いをエネルギーにする力)
第3章 サクセスフルな100歳に向けた提言(道徳心がもたらす人生の幸福感;認知症との幸せなつきあい方 ほか)

著者等紹介

植木理恵[ウエキリエ]
心理学者、臨床心理士。東京大学大学院教育心理学科修了後、文部科学省特別研究員として心理学の実証的研究をおこなう。日本教育心理学会において最難関の「城戸奨励賞」「優秀論文賞」を史上最年少で連続受賞。現在、都内総合病院でカウンセリング、慶應義塾大学理工学部で講師をつとめる。また、「ホンマでっか!?TV」にて心理評論家として人気を博す。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スリカータ

17
初読みの著者ながら、テレビ出演されている人気カウンセラーだそうです。内容はスッキリ整理されていて読み易く、頭に入り易い。巷に蔓延る胡散臭い心理カウンセラーとは全然違う。他の著書も読みたい。2021/02/13

けい

1
「めげそうになった時は『自分の人生の主人公は私だ』と書き込む事を習慣化している」(P146)、「新しいものにチャレンジすること、自分を変えていくこと、これは人生を豊かにすると言う面でとても大切」(P187)。植木先生の文章は読み易く、先生の世界に引き込まれてしまった。2022/03/12

みぃ

0
けっこう言い古されたフレーズが多かった。 好奇心を持ち続けたいと思っていたが、歳を重ねて「人間が丸くなっていく」と優しくなれる、人を許せるという利点があるが、その分「好奇心が薄れる、熱意がなくなる」という副作用がある。 ⭐︎32022/03/23

kaz

0
ちょっと地に足がついていないような気もするが、いくつになっても自分自身が意欲を持って変わっていくというスタンスが、高齢期をイキイキと過ごすために必要なのだろうと思う。また、他人とのかかわりも積極的に持つようにしたい。図書館の内容紹介は『人生後半にこそ花が咲く-。歳を重ねることの幸せの探求に焦点を当て、中年期に伸びる能力・芽生える魅力、高齢期に増す能力・磨かれる力などについて、心理学者がカウンセリング場面で出会った多くの事例とともに解説する』。2021/06/02

とちぼん

0
ずっと自分はその年なりのことが出来なくて未熟だ、と少し悩んだりしていたので、悩まなくてもいいのかもしれない、とほっとした。これからも人生は続くけど、好奇心を持って、死ぬまで勉強、と心して、周りに必要以上の迷惑を掛けないように注意しながら、明るく楽しく年を取って行こうと思う。2021/05/02

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