出版社内容情報
老いること=衰えることと考えていませんか?
ひとは歳をとるほど「ダメになっていく」、若いときだけがキラキラしていて、あとは能力も知力も感性もただ衰え落ちていくだけ、と。
でもそれはNO!です。人生を重ねるほどに増す能力や魅力もいっぱい。
心理学では「サセスフル・エイジング(Successful Aging)」という視点、どうしたらサクセスフルな(幸福感にあふれた)エイジング(年齢の重ね方)ができるのかが、近年とても注目されてきています。
本書では、老いへのマイナスイメージを捨て、どうしたら歳を重ねることの喜びを味わえるのか、どういう考え方や行動をすればそうなれるのか、さらに、歳を重ねないと到達できない境地や知性がたくさんあるということを、臨床心理士である著者が、実際のカウンセリング場面で出会った事例をもとに、生涯発達心理学の知見をふまえ、わかりやすく伝えます。
人生100年をしあわせに過ごすために!
内容説明
心理学者・植木理恵が伝える、幸福感にあふれた歳の重ね方。人生後半にこそ花が咲く。
目次
序章 新しい人間観「サクセスフル・エイジング」(若者って、意外とつらいもの;若さがすべてという証拠はない ほか)
第1章 中年期に伸びる能力・芽生える魅力(30代―ひとの「複雑」さを理解する力;40代―自分が何者なのかを深く知る力 ほか)
第2章 高齢期に増す能力・磨かれる力(60代―複雑で精神的なかかわりを紡ぐ力;70代―内なる思いをエネルギーにする力)
第3章 サクセスフルな100歳に向けた提言(道徳心がもたらす人生の幸福感;認知症との幸せなつきあい方 ほか)
著者等紹介
植木理恵[ウエキリエ]
心理学者、臨床心理士。東京大学大学院教育心理学科修了後、文部科学省特別研究員として心理学の実証的研究をおこなう。日本教育心理学会において最難関の「城戸奨励賞」「優秀論文賞」を史上最年少で連続受賞。現在、都内総合病院でカウンセリング、慶應義塾大学理工学部で講師をつとめる。また、「ホンマでっか!?TV」にて心理評論家として人気を博す。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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