出版社内容情報
働き方改革、そして新型コロナウィルス。リモートで上司、部下と相談し、直接面談せず得意先と折衝するための新時代のビジネススキルが求められている。そのキーとなるのは、「心に響く数字、データ」をいかに示すかだ。
本書では、企業再建のプロとして、日本にいながら世界中の企業のM&Aを成功させてきた著者が、数字の伝え方、グラフの見せ方ひとつで、相手が納得して瞬時に自らの意思で動き出す方法をまとめた。
内容例を挙げると◎「正しく数字を理解できる」だけではビジネスパーソンとしては失格◎グラフでは基準値との「差分」を示して、危機感を煽れ◎「グルーピング」でデータの傾向を強調させなさい◎データを要素分解して示し、相手が動く道筋を示せ◎間違いだらけの「MECE」の使い方◎「フェルミ推定」は、企業の入社試験のためにではなく、現場で使ってこそ効力がある等々
会計、ファイナンスの知識は不要! 誰でもすぐに使いこなせるスキルを紹介!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
lo
1
本書を読んでみて、グラフ1つにも、その伝える目的と相手視点が大事であることを認識できました。確かにデータをまとめて資料作成しても、相手が乗ってこない経験が過去に何度もありました。2021/06/20
ある晴れた朝に
1
目から鱗。スッキリしました。MECE→ロジックツリー→フェルミ推定は使ってみよう!
みねお
1
テレワーク、オンライン会議などが増えてくると、対面の時よりも、より数字をうまく用いて物語ることのスキルが要求される。最近つくづく痛感させられたので本屋で見つけて手に取った一冊。要点をわかりやすくまとめられていることと、実際の会社の公表数字を用いたケーススタディで理解が一層深まった。2020/09/06