PHP新書<br> パワハラ依存症

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PHP新書
パワハラ依存症

  • 加藤 諦三【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569843469
  • NDC分類 366.3
  • Cコード C0211

出版社内容情報



加藤 諦三[カトウ タイゾウ]
著・文・その他

内容説明

パワハラをする人は、子供の頃に抑圧されて悔しかった思いを、大人になって弱い立場の相手にぶつけている。本人も気づいていないうちに、積年の恨みを晴らし、心の傷を癒しているのだ。人生に行き詰まり、攻撃する以外に生きていけない人なのである。また、「弱さはずるさに鈍感であり、ずるさは弱さに敏感である」と言われる。つまり、弱い人は、いい人か、いい人を装うサディストかを見分けられず、パワハラをする人は、長年抱える不満をぶつけられる相手を見つけるのに長けている。だから、うまくパワハラが成立してしまうというわけだ。本書では、さらに彼らの精神構造を深く考察する。

目次

第1章 なぜパワハラはなくならないのか?(日本社会におけるパワハラの現状;人間関係のトラブルの原因)
第2章 パワハラする人はこうして生み出される(死を愛することはやさしいが、生を愛することは難しい;「衰退の症候群」という病に侵された日本社会 ほか)
第3章 負のループから抜け出せない人の悲しい事情(なぜ過労死するまで頑張ってしまうのか?;パワハラする以外に生きられない人 ほか)
第4章 真の自己に向き合い、自分の人生を生きるには(人は死に物狂いで不幸にしがみつく;自分の現実を受け入れる ほか)

著者等紹介

加藤諦三[カトウタイゾウ]
1938年、東京生まれ。東京大学教養学部教養学科を経て、同大学院社会学研究科修士課程を修了。1973年以来、度々、ハーヴァード大学研究員を務める。現在、早稲田大学名誉教授、ハーヴァード大学ライシャワー研究所客員研究員、日本精神衛生学会顧問。ニッポン放送系列ラジオ番組「テレフォン人生相談」は半世紀ものあいだレギュラーパーソナリティを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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morinokazedayori

29
★★★★★パワハラ、モラハラ、DVなど、暴力による支配と服従の構造がよく分かる。加害者も被害者も第三者も、構造を理解して適切な対処をしていくことでしかハラスメントはなくならない。暴力や支配のない社会こそ成熟した社会をめざして、理解を深め、広めていきたい。2023/06/03

ノンケ女医長

20
あらゆる言動が「ハラスメント」と受け止められやすくなった。発生してしまうと、対応や終息に猛烈な時間とエネルギーが費やされるし、幸せになるのは「クレーマー」だけ。対応によっては、事態は最悪の転帰を遂げることも。増える被害者、そして加害者も診てきて悩む日々。「人は不安で自信がないから、自分の心を癒すためにパワハラをする」(163頁) の言葉が、ひときわ印象に残った。共通点は、確かに多いかも。著者ならではの多彩な表現があって、取り入れられそうなところから実践していければ。2023/02/12

hiyu

5
最近のハラスメントへの言及や流布状況をみると少々うんざりする部分も否定はできない。だが、本書には非常に興味深い内容が多かった。単に攻撃性を内包するものではないこともよく理解できた。自身のことを振り返る機会にもなり、自己執着への言及が印象として残った。2023/10/24

Shigenori

5
『今の会社は、かつての共同体化した機能集団ではなくなった。そうした雰囲気の変化の中で、パワー・ハラスメントや過労死は、ますます増加してくるであろう。』では、どうすれば良いのか?『この世の中で生き延びようとするなら、まず相手を見て、質の悪い人から逃げることである。逃げられない時には、自分自身が心理的にたくましい人になる以外に、方法はない。』身も蓋も無い言い方になってしまうかも知れないけれど、いじめもパワハラもなくならない。だから、ファイトバックできる心を持て、とあらゆる角度から熱く語りかける一冊。2022/08/19

Red-sky

3
タイトルからもっと大衆向けの語り口かと思ったけど、精神分析?心理学?的な考察が主だった。2023/04/28

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