出版社内容情報
世界史は「西世界・東世界・イスラム世界」の三世界で動いてきた。西洋歴史小説の第一人者・佐藤賢一によるはじめての世界史講義。
佐藤 賢一[サトウ ケンイチ]
著・文・その他
内容説明
西洋歴史小説の第一人者が西世界・東世界・イスラム世界による覇権志向で読み解く。アレクサンドロスから冷戦の終結まで、約2500年の歴史ストーリーを描き出す!
目次
はじめに―世界史の流れをどう読み取るか
第1章 アレクサンドロス大王こそ世界史の出発点―大王が成し遂げた「本当の偉業」とは?
第2章 大王の意志を受け継いだローマ帝国―アレクサンドロス大王からローマ皇帝へ
第3章 キリスト教と西世界・東世界の誕生―なぜローマは多神教から一神教に変えたのか
第4章 巨大な衝撃!イスラム世界が突如出現する―「西・東・イスラム」という三世界の図式とは?
第5章 なぜ、十字軍戦争は「世界大戦」となったのか―皇帝と教皇の思惑が三世界を揺り動かす
第6章 モンゴル帝国が二つのグローバル帝国を生んだ―ローカルからグローバルへ、その一
第7章 なぜ西世界は「世界」を支配できたのか―ローカルからグローバルへ、その二
第8章 三世界の地球規模的な戦い―なぜ世界大戦と冷戦は始まったのか
おわりに―歴史のなかに自らをどう位置づけるか
著者等紹介
佐藤賢一[サトウケンイチ]
1968年山形県生まれ。山形大学教育学部卒業後、東北大学大学院文学研究科で西洋史学を専攻。93年『ジャガーになった男』で第6回小説すばる新人賞を受賞。99年『王妃の離婚』で第121回直木賞を受賞。2014年に『小説フランス革命』(全12巻)で第68回毎日出版文化賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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