出版社内容情報
過去や分からない明日のことで思い悩んでもいても仕方がない
――勝つために常に精神を穏やかに保ってきた、ひふみんの感情の整理論。
不本意な状況や不快な思いをさせられると、
ついカッとしてしまったり、不満を抱いたり、我慢してしまうもの。
「怒ったら損だから絶対に怒らない」
そう決めて、長い将棋人生を過ごしてきた加藤一二三名人。
勝負の世界で長年実践してきた、天才棋士による感情の整理術。
●内容紹介
一.人を知り、人から学ぶ
他人の行動を自分のものさしで謀らない
劣等感に陥らず優越感にひたらず
自分の考えだけが正しいと思いこまない
人を魅了する自分の言葉をもつ……
二.自分と向き合う
「勝てる」と思うと軽々と勝てる
不調はいつでも好調に変わる
忍耐するとツキがめぐってくる
気持ちよく戦うために言いたいことは言っておく……
三.明日の幸運を信じる
「今からスタート」の精神で失敗んを引きずらない
すべてを見てすべてを無視して一歩前進
感動した経験が人生を支える
心の喜びにツキがくる……
内容説明
弱いのではなく「たまたま負けただけ」、悔しさを露わにしない、研究しすぎるとツキが疲れる…あきらめないことが道をひらく。
目次
1 人を知り、人から学ぶ(勝負はつねに家族とともに;批判は謙虚に受けとめる;相手の立場に立って考える ほか)
2 自分と向き合う(ベストを尽くせばチャンスはある;「勝てる」と思うと軽々と勝てる;不調はいつでも好調に変わる ほか)
3 明日の幸運を信じる(「今からスタート」の精神で失敗を引きずらない;「素朴に考えること」と「よく考えること」;「出口のないトンネルはない」と考える ほか)
著者等紹介
加藤一二三[カトウヒフミ]
1940年、福岡県生まれ。早稲田大学中退。1954年、当時の史上最年少記録となる14歳7カ月で四段に昇段し、プロ棋士となる。2017年1月、史上最高齢となる77歳0カ月で勝利を収める。2017年6月20日の引退まで、62年10カ月にわたりプロ棋士として活躍。数多くのメディアに出演するかたわら、2017年、仙台白百合女子大学客員教授に就任した。将棋界で6人目(当時)となる紫綬褒章を受章。ローマ法王ヨハネ・パウロ2世から聖シルベストロ教皇騎士団勲章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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