出版社内容情報
日本は中国に部品を提供する「下請け」となる!? 中国通ジャーナリストによる中国企業VS日本企業の未来予測。
近藤 大介[コンドウ ダイスケ]
著・文・その他
内容説明
習近平政権の「中国製造2025」が世界市場を席巻し始めている。「2025年までに中国が世界NO.1の製造強国になる」計画だ。着々と進行するこの計画が実現されれば、大きな構造変革が日本にもたらされる。巨大資本の中国企業が最終製品やサービスを作って世界へ輸出し、日本はそこに部品を提供する存在という「日本下請け化」現象が起きるのだ。「AI社会主義」とも言うべき国策をエンジンに疾走を続けるアリババ、テンセント、ファーウェイ等のメガ企業。これら紅船の襲来に日本はどう備え、打ち勝つべきか。気鋭のジャーナリストが日中の最新分析と未来予測を綴る。
目次
第1章 日中逆転
第2章 日本は中国の下請けになるか
第3章 深〓(せん)―進化する世界最先端都市
第4章 「爆速」イノベーションが世界市場を制圧する―スマホ決済から自動運転・EV・ドローンまで
第5章 アリババの野望
第6章 膨張するテンセント
第7章 「中国製造二〇二五」と「AI社会主義」の衝撃
著者等紹介
近藤大介[コンドウダイスケ]
1965年生まれ、埼玉県出身。東京大学卒業、国際情報学修士。講談社『週刊現代』編集次長、『現代ビジネス』中国問題コラムニスト。明治大学国際日本学部講師(東アジア国際関係論)。2009年から2012年まで、講談社(北京)副社長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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