出版社内容情報
頼れる伴侶を亡くした時、いかに生きるべきか。名将として活躍した著者が著す、老いの生き方、孤独の楽しみ方。曽野綾子氏との「没イチ」対談収録。
野村 克也[ノムラ カツヤ]
著・文・その他
内容説明
2017年末、最愛の妻・沙知代さんが85歳で逝った。普段は財布も持たず、料理もしない「なにもできない夫」が、妻を亡くしたらどうすればよいのか―。「その日」はどんな夫婦にもやってくる。大切なのはそれまでに、支えとなる「ふたりのルール」を作っておくこと。野村家で言えば、それは「死ぬまで働く」「我慢はしない」「どんな時も『大丈夫』の心意気を持つ」などである。世界にたった1人の妻への想い、45年ぶりに訪れたひとり暮らし…。球界きっての「智将」が、老いを生きる極意を赤裸々に語る。巻末に曽野綾子氏との「没イチ」対談を収録。
目次
序章 君がいなくなってしまった日
第1章 四五年ぶりのひとり暮らし―男は弱いよ
第2章 孤独だった男が、沙知代に会って「ふたり」になった
第3章 なにもできない夫が妻を亡くす前に
第4章 妻がいない空白を埋めてくれたのは
第5章 老いは武器である
終章 ふたたび「ふたり」になる日まで
巻末「没イチ」対談 曽根綾子×野村克也―男と女、それぞれの伴侶を亡くした「その後」
著者等紹介
野村克也[ノムラカツヤ]
1935年、京都府生まれ。京都府立峰山高校を卒業後、54年にテスト生として南海ホークスに入団。現役27年間にわたり球界を代表する捕手として活躍。歴代2位の通算657本塁打、戦後初の三冠王など、その強打で数々の記録を打ち立て、不動の正捕手として南海の黄金時代を支えた。70年の南海でのプレイングマネージャー就任以降、延べ4球団で監督を歴任。選手を立ち直らせ、チームの中心選手に育て上げる手腕は「野村再生工場」と呼ばれ、ヤクルトでは「ID野球」で黄金期を築き、楽天では球団初のクライマックスシリーズ出場を果たすなど、輝かしい功績を残した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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