出版社内容情報
官僚たちはいかにメディアを操るか? マスコミはなぜミスリードするのか? 著者の霞が関体験を基に日々のニュースの裏側に鋭く迫る!
?橋洋一[タカハシヨウイチ]
著・文・その他
内容説明
森友問題、加計問題…。官僚たちは、自分たちの思う方向に状況をもっていくために、いかにメディアを操るか?マスコミは、なぜミスリードを繰り返すのか?「明日の社説に書け!」。財務省では、上司からそんな命令が飛ぶ。実は財務官僚は、様々な手を講じて、思いのままに新聞の社説を書いてもらえるほどの「ズブズブの人間関係」をつくりあげているのである。本書は、様々な「ニュース」の裏で、財務省はじめ官庁がどのような仕掛けをするのかを、著者の実体験もふんだんに交えながら紹介。驚愕の「霞が関とマスコミの癒着」や「フェイクの構造」を明らかにする、衝撃の書。
目次
第1章 真実はいかに歪められるか―官僚とマスコミの罪と罰
第2章 いまだから明かす、財務省の「マスコミ操縦」
第3章 財務省とはまったく違う「官邸のマスコミ対応」
第4章 新聞・テレビの「特権」を奪え!
第5章 データの扱い方を知らないマスコミ
第6章 マスコミの「知識不足」はフェイクニュースの温床
著者等紹介
〓橋洋一[タカハシヨウイチ]
株式会社政策工房代表取締役会長、嘉悦大学教授。1955年、東京都生まれ。都立小石川高等学校(現・都立小石川中等教育学校)を経て、東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。1980年に大蔵省(現・財務省)入省。大蔵省理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、内閣参事官(首相官邸)等を歴任。小泉内閣・第一次安倍内閣ではブレーンとして活躍。2008年、『さらば財務省!』(講談社)で第17回山本七平賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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