京都しあわせ倶楽部<br> 愛欲と情念の京都案内―魔の潜むこわーい街へようこそ

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京都しあわせ倶楽部
愛欲と情念の京都案内―魔の潜むこわーい街へようこそ

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  • サイズ B40判/ページ数 199,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569834566
  • NDC分類 291.62
  • Cコード C0026

出版社内容情報

現役バスガイドでもあり、京都を舞台とした「情」が絡み合う作品が人気の著者が「人間の情念がうずまくこわい京都」の歩き方を案内。

花房観音[ハナブサカンノン]
作家

内容説明

怨念、嫉妬、呪い、性の匂い、縁切り…。現役バスガイドにして官能小説の奇才が教えてくれる古都のおそるべき顔。

目次

第1章 女が怖い(美人になりたい―美御前社・河合神社;美人は幸せになれるのか―隨心院・補陀洛寺 ほか)
第2章 魔が怖い(比叡山の怪異―延暦寺;死者の恋―蓮台野・引接寺 ほか)
第3章 人の念が怖い(暗殺の川―木屋町界隈・高瀬川;デートスポットは処刑場―鴨川・三条河原 ほか)
第4章 恋が怖い(私を殺して―恋塚寺・神護寺;縁結びは呪いと紙一重?―地主神社・野宮神社 ほか)

著者等紹介

花房観音[ハナブサカンノン]
1971年兵庫県生まれ。京都女子大学文学部中退後、映画会社や旅行会社などの勤務を経て、2010年に『花祀り』で第1回団鬼六賞の大賞を受賞してデビュー。現在も京都でバスガイドを務める。京都観光文化検定2級所持(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

114
花房観音は、新作中心に読んでいる作家です。小説は結構読んでいますが、ガイドブック(エッセイ?)は初読です。本日、京都方面に出張していたので、ちょうど良いタイミングでした。著者ならではの京都愛と情欲が入り混じった京都案内、大変楽しめました。著書の「源氏物語はホラーである」という説を興味深く拝見し、今年、角田光代現代語新訳の「源氏物語」全3巻を読む予定なので、ホラー感を掴みたいと思います。本書で著者が現役のバスガイドであることを知りました。著者に京都をじっくり案内していただけたら最高なんでしょうネ。2017/01/12

モルク

39
人間の欲からとらえた京都案内。ホラーという感じではなかったが、彼女の説明は分かりやすく、普段観光ではあまりお馴染みではないところも多くあって、今度京都に行ったときには訪れてみようと思った。花房観音さんがバスガイドの勤務経験がありなんと今でも辞めておらず現役でバスガイドをやっておられることにビックリ。2017/06/07

のんすけ

33
バスガイドをしている花房観音さんの京都案内の本です。巻末に地図も付いていて、本を片手に京都巡りをしたくなるような内容でした。特に最後の「恋が怖い」の章が面白く、あの一休さんの本当の姿に驚き、まさに恋は怖いと思いました。2017/06/17

Kei

25
著者は、今も現役バスガイドだそう。街の案内に故事由来が楽しい。ただ、一番面白いのは、それに対する著者の考察。観光客の女の子達が、喜んでお詣りしているそこは、ほんまはこうなんやでぇ、と。キャピキャピと皆を喜ばせるのも、京都。深読みさせて大人を引き付けるのも、京都。それぞれの愉しみ方でよいのでは。心惹かれたのは、西行の反魂の話し。人が恋しくて人を求め、それゆえに孤独を選択せざるをえない人間の矛盾に鋭く迫ります。光源氏もコテンパンなので、歴史、古典好きの方は、ぜひどうぞ。2016/12/13

マリリン

17
内容は京都にまつわる歴史的事柄を違う角度から掘り下げたもの。当たり前の事だが忘れがちな物事の陰陽・裏表が書かれていて、何かに迷い悩んだ時にまた再読したい一冊。官能小説家とは違う著者の側面がわかり他の作品に惹かれた理由も理解できた。2017/11/27

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