出版社内容情報
誰でも知っているチキンラーメンとカップヌードル。そのイノベーションの意義と手法、ビジネスへの教訓を、経営学的分析から読み解く。
内容説明
チキンラーメン、カップヌードルは、なぜ国境を越えて飛翔しえたのか!稀代の独創的発明家にして起業家、優れた経営者でもある多彩な人物像―その核心を経営学的に解き明かす。
目次
第1部 詳伝・世界の食文化を変えた軌跡―波乱とアイデアに満ちた生涯(若き安藤百福;「食」への目覚めと決意;チキンラーメンの発明に成功;カップヌードルの開発―独創の頂点へ;会長就任、幅広い活動へ;最晩年を迎えて)
第2部 論考・新しいラーメンを創った男―発明家・安藤百福論(インスタントラーメンの誕生と拡大;開発過程を読み解く;“素人性”とイノベーション)
第3部 人間像に迫る・転んでもただでは起きるな―食は聖職、自分の天職(安藤百福語録(抄)
安藤百福「食」を語る
安藤百福年頭所感)
著者等紹介
榊原清則[サカキバラキヨノリ]
1949年北海道生まれ。73年電気通信大学経営工学科卒業。78年一橋大学大学院商学研究科博士課程修了、商学博士。その後、同大学で講師、助教授、教授を歴任。その間、マサチューセッツ工科大学客員研究員、ハーバード大学研究員、ミシガン大学客員准教授なども歴任。1992年から4年間、英国ロンドン大学大学院ビジネススクール準教授に転じた後に、日本へ戻り、慶應義塾大学総合政策学部教授、法政大学大学院ビジネススクール教授を経て、中央大学大学院ビジネススクール教授。専門は経営学(組織論・戦略論)、技術経営論、イノベーション論、科学技術政策論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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