出版社内容情報
あなたにめぐり逢えて/ほんとうによかった……生きる苦しみ悲しみに心折れそうなとき、励まし勇気づけてくれる、あたたかな書と言葉。
相田みつを[アイダミツヲ]
書家、詩人
内容説明
苦しい時も悲しい時も、読む人をいたわり、きっと力づけてくれる「相田みつを」の世界。心のよりどころになる書と詩を集めました。
目次
第1章 あなたがそこにいるだけで
第2章 じぶんが自分になるための
第3章 あなたのこころがきれいだから
第4章 生きているんだもの
第5章 そっとしておいて
第6章 かんのんさま
著者等紹介
相田みつを[アイダミツオ]
書家・詩人。1924(大正13)年、栃木県足利市に生まれる。旧制栃木県立足利中学校卒業。旧制中学の頃から、短歌、禅に出会い、独自の世界観を書として表現する。1984(昭和59)年、『にんげんだもの』(文化出版局)が出版され、作品が広く知られるようになる。1991(平成3)年、67歳で永眠。1996(平成8)年、東京・銀座に相田みつを美術館開館。2003(平成15)年、丸の内・東京国際フォーラムに移転(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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双海(ふたみ)
12
相田みつを美術館に行っていました。5年ぶりくらいかな。こころが休まります。2022/05/15
退院した雨巫女。
10
《私-図書館》久しぶりのみつをさんの字と言葉に、和むなあ。心が疲れている時には、最適です。2017/02/11
双海(ふたみ)
9
「あのね/自分にとって/一番大切なものは/自分のいのちなんだよ/だから/すべての他人の/いのちが/みんな大切なんだよ」2022/07/03
彼岸花
4
後半、「かんのんさま」の話がありますが、何もかも、承知のうえで、私たちを、いつも優しい心で見守っていて下さる存在です。どうか、悩みや悲しみをたくさん聞いてほしいです。癒されたく、みつを美術館を訪れたいと思いました。仏教の精神が込められている詩や話が心強いです。2017/07/08
織川 希
3
★★★☆☆ 美しい言葉を探せる本。本書は書道家・詩人の相田みつをの詩集。日常生活の中から感じ取ったことを素直に言葉にした、分かりやすくも意味深い文章の数々がそこにある。最近私には座右の銘と言えるような言葉が自分の中に無いことが気になっていて、単に美しい言葉に出会いたくて本書を読み始めた。一つ心に残ったのは「雨の日には雨の中を 風の日には風の中を」というフレーズ。人生の中でうまく行かないことが連続するような時もあるけど、それでも歩んで行こう、という、精進とも諦観とも取れる詩だった。2024/11/21
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