出版社内容情報
伝説の「獣の槍」を操る少年・うしおと、五百年ぶりに解放された妖怪・とら。この不思議なコンビが贈るハイパー伝奇ロマン!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
7
再読。2016/06/02
十六夜(いざよい)
5
鏢と特訓を始めたうしおの前に突然、とらに似た妖、字伏が現れた。とらの技が全く通じないほど強く、さらに鏢が長年の追い続けてきた家族の敵、紅煉までもが出演。彼らは一体なんのために現れたのか?2019/11/27
うさみP
3
槍の獣の使命を裏切り、己の享楽の為に白面の手先となった黒き字伏。直接白面の因縁があるという「とら」と槍の因果は? 未知への恐怖こそが妖怪の源。津々浦々で妖怪を退治し、その姿をテレビなどで放映され人々の目に触れ、確実に人々に妖怪も倒せるという展望を与える二人の姿。あの旅すら白面との決戦への布石だったとは。恐怖を希望に転じる二人の前に迫る最大の危機。「誰も零さない」とい決意。炉のシーンは壮絶の一言。味方に追い詰められた矢先に到来した白面の魔の手。二人はどうなるのか。2015/07/15
がっちゃん
3
白面の…。なんて姑息な手を!いよいよクライマックスでしょうか。2014/06/08
きりぼし
3
恐怖が希望に変わることが白面を倒す鍵となるということか。バケモノそのものの本質だよなぁ。2011/12/12