「持ち家」という病―不動産と日本人・「これまで」と「これから」の経済学

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「持ち家」という病―不動産と日本人・「これまで」と「これから」の経済学

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  • サイズ B6判/ページ数 292p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569831978
  • NDC分類 365.3
  • Cコード C0033

出版社内容情報

「家を持ってこそ一人前」という考え方は、いかに日本人に植え付けられたか。今後、不動産についてどう考えるべきかを説く。

井上明義[イノウエアキヨシ]
株式会社三友システムアプレイザル相談役

内容説明

「家を買うのは当たり前」国と金融機関に日本人は、マインドコントロールされていた!不動産鑑定業界での取扱件数トップ企業の創業者が教える、「知らなければ絶対損する」最重要知識。

目次

第1章 日本人はいつから「持ち家病」にかかったのか
第2章 バブル崩壊とともに消えたはずの「土地神話」
第3章 「持ち家病」を後押しした不動産金融
第4章 地方の不動産はすでにマイナス資産である
第5章 オリンピック後に始まる東京のスラム化
第6章 新たな変動要因
第7章 「持ち家病」から解放された社会

著者等紹介

井上明義[イノウエアキヨシ]
1937年生まれ。1959年、学習院大学政経学部卒業。日本生命、ミサワホームで企業融資、個人向け不動産金融業務などに従事した後、1980年、三友システム住宅融資(株)(現・(株)三友システムアプレイザル)設立。代表取締役就任。2011年、取締役相談役就任。「契約不動産鑑定士制度」「効率鑑定書」などの新しい業務システムを不動産鑑定業界に導入し、「業界を変えた男」といわれる。土地バブル最盛期以前から地価暴落を予言し、警鐘を鳴らしていたことで知られる。不動産鑑定の第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

入道雲

5
マンションにしろ、戸建てにしろ、これからはマイナス資産になるとな。 今後の世の中の状況や国民の意識の変化次第で展開は変わるかもしれないが、現時点ではなるほどと思う。2017/04/12

金平糖

4
C。2017/09/26

purio

2
持ち家か賃貸か。結論は、、、個人の感覚・事情による。ただ、人口減や空き家増が明らかなのに、持ち家だと資産になるとか経済的とかいう主張はもはや嘘で詐欺的だと思う。であれば「憧れのマイホーム」とか言ってもらった方が嘘がなくて良い。私個人としては、ライフスタイルや世帯構成の変化に対応できないことはかなり大きなデメリットに感じるし、そもそも災害や死別、土地価格の減少のリスクを考えたら普通のサラリーマンがウン千万のローン組むとか正気の沙汰ではない。(個人の意見です)2022/03/14

中林助手2

1
少子高齢化で需要は減るのに、供給過剰な住宅。ライフスタイルに合わせて引っ越すためには賃貸の方が身軽。2019/10/03

うにこ

1
タイトルからもわかるように、持ち家信仰や土地神話に否定的な著書。経済方面が不勉強の為ところどころ語句を調べながら読み進めた。自身のライフプランの参考になればと手に取ったが、全てを受け入れるなら環境変化、ライフステージの変化に対応できる賃貸が良いのかなと感じるような内容。相反する意見の著書も読んで、どちらに説得力があるのか考えてみたい。2017/06/07

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