学校では教えてくれない地政学の授業

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学校では教えてくれない地政学の授業

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569831602
  • NDC分類 312.9
  • Cコード C0020

出版社内容情報

ISの台頭、中国の海洋進出、米露の対立も地政学で読み解ける。超人気講師がラジオで語った講義を書籍化。世界の動きが見えてくる!

茂木誠[モギマコト]
駿台予備学校世界史科講師

文化放送[ブンカホウソウ]

内容説明

イスラム過激派ISの台頭、中国の海洋進出、日韓関係、米露の対立、イギリスのEU脱退、シリア難民…世界の動きが見えてくる!ラジオ番組「文化放送オトナカレッジ」(進行役:砂山圭大郎アナウンサー)で好評を博した「茂木誠の世界史学科」待望の書籍化!

目次

「地政学」って何?
アメリカ大統領選挙後の世界はどう変わる?
日米戦争も日米同盟も、目的は「あの国」だった!
「ランドパワー」中国の最大の敵は?
なぜ、中国は今、海に進出しようとするのか?
半島国家・朝鮮の高度な「生き残り戦略」
地政学から見た日韓関係の近現代
ロシアという隣人といかに付き合うか?
ロシアはなぜ欧米と対立するのか?
ヨーロッパの移民問題から日本が学ぶべきこと
イギリスが脱退!EUで何が起きているのか?
シリア、イラクの内戦はなぜ終わらないのか?
イランが目指す中東の新秩序
親日国トルコはどこへ向かうのか?
大国インドは、なぜ日本に接近するのか?

著者等紹介

茂木誠[モギマコト]
東京都出身。駿台予備学校世界史科講師。首都圏各校で「東大世界史」「難関国立大世界史」等の国公立系の講座を主に担当。iPadを駆使した独自の視覚的授業は大好評。個人ブログ「もぎせかブログ館」で時事問題について発信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

トムトム

37
この本、面白い!分かりやすい!おすすめです。なぜ世界で争いが起きているのか。歴史・地形・地図(国境)などから説明すると歯車がピッタリ噛み合います。断片的に「こういうことかな?」と思っていた事が時系列でガッチリはまりました。目からウロコ、口あんぐり!関係ない大国が自分の利益のために口出ししているというのは都市伝説かと思っていましたが、どうやら事実のようです。2021/09/25

onasu

18
冒頭はつまらなそうな予感もしたけど、本編に入ると、バカタレの出てこない池上さんの番組みたいで、易しく、且つおもしろい。  無論、こういう歴史的事情だけで今が動いている訳ではないが、何らかの動きの裏には、無理筋でも正当性を担保する過去の事柄がある。その辺を理解していないと、表面的な動きへの対処のみに終始してしまい、根本的な解決への糸口は見えてこない。と言って、各地の紛争に解決への目算がある訳でもないが…。  日韓関係のくだりは、またして朝鮮人には憤激もの。日本は、やはり一番端の島国だったのが幸いやった。2017/03/06

まさにい

16
この著者の本はいままで何冊か読んでいる。分かりやすさが良い。今回は、中東の関係を知りたくて読んだ。人種・宗教・政治等が複雑に絡み合っていて、今まで自分の頭の中での考える軸が定まっていなかった。今回、何となくわかったのが嬉しい。特にトルコの位置づけについては今回初めて分かった。トルコ語は、文法的に日本語と同じなのらしく、ちょっとトルコ語でも学ぼうかなぁ~。2017/07/11

柏もち

14
地政学、という視点で見ると世界で起っていることが、ここまで整合的に説明されてしまうのか、と驚いた。非常に分かりやすく纏められており、対談形式で読みやすい。地政学における各国の思惑というのは、生存競争下の生物を思わせる。この本を読んでいくうちにみるみる視野が開けていくようだった。期待以上に私にとって有用な本だった。読んで良かった。2018/01/03

hk

14
「電車で座席にすわるときに端から順に埋まっていくのは、お隣がいると何かと気をつかうからだ。ここには出来るだけ軋轢を生まないよう横に1人しか座らない隅席を求める人間心理の表出がある。これは国家間でも敷衍可能な行動原理だ」 ってな具合に地政学というものの根幹部分から具体例までを例え話を潤沢にかみ砕いて解説してくれる。地政学とは歴史と地理の複眼的思考だが、教科書レベルの迂遠で難解な歴史解釈にはこだわらないスタンスは清々しい。「日本一わかりやすい!」という副表題もあながち大風呂敷ではないと思わせる出来栄えだ。  2016/12/06

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