お坊さんのひみつ

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お坊さんのひみつ

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569830858
  • NDC分類 185.7
  • Cコード C0015

出版社内容情報

寺院経営の実態、葬式や法事以外の日々の過ごし方、檀家との付き合い方・苦労など、お坊さんのリアルな日常を現役僧侶が本音で伝える。

村越英裕[ムラコシエイユウ]
臨済宗妙心寺派・龍雲寺住職

内容説明

寺院の消滅、檀家減少など、社会の変化とともに、お寺やお坊さんを取り巻く環境も変化し厳しくなっています。そんな時代を生きるひとりの人間として、ひとりのお坊さんとして、お寺やお坊さんにかかわることを、できるだけ包み隠さずに、素直に語ったつもりです。そして、仏教の大切さを少しでも皆さんに伝えたいという思いを胸に筆をとりました。難しい仏教語はできるだけ使わず、楽しく軽快にお話しします。

目次

第1章 お坊さんの家計簿
第2章 お坊さんの一日・一年
第3章 お坊さんの食卓
第4章 お坊さんと檀家さんとのお付き合い
第5章 テレビでは話せないお坊さんの本音
第6章 お坊さんの修行
第7章 仏像と禅僧のはなし

著者等紹介

村越英裕[ムラコシエイユウ]
1957年静岡県沼津市生まれ。二松学舎大学大学院修士課程を修了。龍沢寺僧堂に入門、中川宋淵老師、鈴木宗忠老師(ともに故人)に師事。現在は臨済宗妙心寺派・龍雲寺住職、同派布教師。「やさしく」「わかりやすく」「たのしく」をテーマに仏教全般、禅宗関係について執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

14
相手のことを考えて行動する。当たり前のことだが、しっかりと実現しようと思えば様々なところまで心を砕く必要がある。自分の努力のすべてが必ずしも分かってもらえるわけではないが、それでも何かを受け取ってくれる人はかならずいる。それこそが続けるための気力に変わってくれる。2016/08/18

zikisuzuki

2
テレビで住職がひな壇に並んで座り、色々ぶっちゃける番組とか何回か観たことがあったが、ほとんど心に残っていない。この本に書いてあることも、派による修行の違いや、使われる名称、お経などが分かりやすく記述されているのは良かったが、多分ほとんど数日後には忘れてしまうだろう。取りあえず「誰の心の中にも仏心はある、それに気づきなさい」という締めの言葉は覚えておきたいと思った。2016/08/26

ちゃんぱな

1
前半特に面白かった!お金の話、一日や1年の流れ、檀家さんとの関係性などなど。後半は歴史や考え方など少し難しげな話。全体的に噛み砕いてくれてあるので読みやすかったです。自分の実家の宗教もよくわかっていなかったけど、これ読んでとても勉強になった!坊主は丸もうけじゃないらしい!!笑笑2021/04/01

警蓮社峻譽身阿

1
臨済宗妙心寺派僧侶の著書。一般在家向けにわかり易く展開する一方で、一部かなり専門的な表現や布教的な話も。僧侶が読むのにも面白い。「お葬式不要論に異論あり」。それな。2017/07/03

ssコスモ

0
以前から少し気になっていたお寺のお坊さんのこと。実家と宗派は違えども、分かりやすく話してくれる。「引き算の修行」が禅修行の特徴なんだそうだけど、自分にも引き算が必要な気がする。2021/09/09

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