出版社内容情報
45万部突破の『青鬼』シリーズの小説第5弾にしてシリーズ完結編。ついに小説版「青鬼」の謎が解明される……!?
内容説明
ジェイルハウスを脱出し、裏山にいたはずのひろしたちは、いつの間にか自分たちの通う中学校の校庭に横たわっていた。彼らが目を覚ましてあたりを見ると、一緒にいたはずのシュンがいない。あわてるひろしたちに、校舎の屋上から声がかけられる。それは、ゆがんだ笑顔を浮かべてシュンを羽交い絞めにしている直樹だった。彼は言う。「さぁ、ゲームを始めよう」と…。始まりの監獄を舞台に、今、鬼ごっこの幕が上がる!!
著者等紹介
noprops[NOPROPS]
『青鬼』の原作者であるゲーム制作者
黒田研二[クロダケンジ]
作家。2000年に執筆した『ウェディング・ドレス』で第16回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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dotkawahagi_bk@だいたいホラー小説しか読まない
3
直樹の怨嗟は加速度的に増していく。それは同じ中学校の教職員や無関係な生徒にまで及んでいた。全てを恨み尽くした直樹の心にはもはや誰の声も届かない。学校を第二の監獄へ作り替え、皆殺しにせんとする、直樹を果たして止められるのだろうか? *** 青鬼ノベライズの最終巻。『異形編』では多くが救われない絶望的なエンドを、そしてその流れのまま『怨霊編』に入り、一応無事に脱出できたが何一つ解決しないまま終わってしまっていた。今までは、その巻だけで丸く収まっていたので、この展開には驚いていた。2021/03/09
Rei99
2
ページが進んで往くにつれていろいろなぞがとけてきて とても、おもしろかった
なにがし
1
なかなかの終わり方だった無難ちゃ無難かも。2016/06/24
壁抜けのネクロフィリア
0
最後のは予想外だった。1巻読んだのならこれも読まないと勿体ないね。2016/11/26
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