出版社内容情報
鳥や虫が集まり、子どもも安心して遊べるような、農薬を使わないオーガニックガーデンの作り方を基礎から解説します。
【著者紹介】
NPO法人日本オーガニック・ガーデン協会代表理事
目次
1 オーガニックガーデンの基本(オーガニックガーデンの四季;オーガニックガーデンとは? ほか)
2 オーガニックガーデンレポート(生き物どうしのいのちのめぐる庭;素朴さと広さを生かした農の庭 ほか)
3 オーガニックガーデンの植物のつきあい方(樹木と草花の知識;樹木図鑑 ほか)
4 雑草と虫の楽しみ方と対策(雑草図鑑;虫図鑑)
5 オーガニックガーデンのつくり方(オーガニックガーデンとの関わり方;基本の道具 ほか)
著者等紹介
曳地トシ[ヒキチトシ]
1958年、神奈川県真鶴町生まれ。植木屋のおかみ業にもかかわらず庭の生き物たちの虜になり、現在に至る
曳地義治[ヒキチヨシハル]
1956年、東京都立川市生まれ。木工業、ログビルダーなどを経て、植木職人となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Sakie
16
庭全体をバランスよく妄想できるのはこちら。好き。広い庭も狭い庭も、樹木、草花、アプローチ、水場、作業場所、雨水タンクまでいろんなパターンが細かく載っていて、シンボルツリーやその根元、壁際、半日蔭にはシランが素敵など妄想が広がる。木は冬に実のなるものを植えよう。ちなみに特に何も植えない場所、日陰にはドクダミ、日向にはシロツメクサの種をぶちまけることになっている。その土地に合うか合わないかは植えてみるしかないのね。人間だけの時間とは違う、うーんと伸ばしたような時間軸を楽しみたい。コンポストも曳地式がラクそう。2023/02/12
Sakie
16
賃貸に住んで知った。高層階では、ホームセンターで買った土を入れたプランターには草が生えない。虫も蜂も来ない。植えたものがただ大きくなるだけで、芽の出たサツマイモを置いたら軒下の水不足で枯れて後、そのままミイラ化した。いつまで経っても腐らない。私が曳地メソッドの庭に惹かれるのは、樹木と草花があって虫がいて鳥がいて、雑草もすべてが生き生きと共存し循環しているから。庭の維持には大変な労働を伴うだろう。それでも、その繁茂する力に私は焦がれるのだ。この本は木の剪定や雨水タンクにも触れていて、全体が見える感じ。2021/11/30
ひめぴょん
9
毎日5分でいいから庭を見て楽しむ。そして程々に手を入れ、多少のずぼらを許すというのが、庭に対する私のスタンツと似ているので気になって読みました。引っ越して8年経った庭は気まぐれで植えた樹木にも樹勢がついてきた感があります。いろいろ購入して植えてみては、枯死したものもありますが、時を置いて場所を変えて植えてみると生着することもありました。土が成長してその植物に合うようになってきたのでしょう。以下は文中引用とミニ感想です。多様性があること、生態系が循環すること、地域特性があることがオーガニックガーデンの大切な2021/06/01
くろうさぎ
7
図書館本…。なかなか手を入れられずに放置している庭を少しでも変えられればと思い借りてみました。見ているだけで夢は膨らみますが、実現にはほど遠そうです。まずは小さな一歩から…。地道に草取りだけでもちゃんとやっていきたいと思います。2016/10/09
すぎえ
1
ほんとすてきな庭づくりの本。憧れるけどむずかしいんだろうなーー2022/01/30