出版社内容情報
2020年に向けて収益力を上げなければいけない至急の課題であるスポーツビジネス。日本の現状と課題を世界との比較で研究する。
【著者紹介】
江戸川大学教授、元プロ野球選手
内容説明
2020年は、日本のスポーツ・コンテンツを地球規模に広げる大チャンスだ!プロ選手経験と球団役員経験をあわせ持つ気鋭の経営学者が、これからのスポーツ・ビジネス界の目指すべき到達点を指し示す。
目次
序章 現代社会におけるスポーツの経済的役割
第1章 スポーツが経済活動の一環に組み込まれていく過程
第2章 1984スポーツ・ビジネス元年
第3章 オリンピックとFIFAワールドカップの経済学
第4章 北米プロスポーツリーグとNPBの経済学
第5章 欧州サッカーの経済学
著者等紹介
小林至[コバヤシイタル]
江戸川大学教授。専門はスポーツ経営学。1968年1月30日生まれ。神奈川県立多摩高校から、一浪を経て、東京大学入学。エースピッチャーとして東京六大学野球で活躍。ロッテ・オリオンズ練習生を経て、1992年、ドラフト8位で千葉ロッテマリーンズに入団。史上3人目の東大卒プロ野球選手となる。1993年退団。翌年から7年間、アメリカに在住し、1996年にはコロンビア大学で経営学修士号(MBA)を取得。2002年より江戸川大学助教授、2006年から教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yyhhyy
2
球団経営経験者が大リーグや欧州サッカーのスタジアムとチームと市の関係をヒアリングしたもの。市の考え方が各国で違うのだということなどがわかる2018/07/27
SU
1
かなり前に出された前著と内容被っていた部分が有った。でも、ヨーロッパの記述は勉強になりした。2018/02/03
しょーえー
1
スポーツを取り巻く環境はアメリカと日本では全く異なることが分かった。アメリカでは自治体が球場の建設・修繕の資金援助をしてくれるそうだ。日本で今からそんなシステムを作るのは不可能だが、とても魅力的だった。個人的には、ドイツのレバークーゼンのバイエルが運営する、トップ選手から一般の人まで広くスポーツに関わることができるスポーツクラブが素晴らしいと思った2017/02/16
harmony1116
1
知らなかったこともありますが、全般的にネタ古いですね。もっと先を考察する記述があればもっと良かったです。2016/02/14
かんがぇるー
0
アマチュア、プロ、それぞれの成り立ちから現在の課題まで、また日本が大きく水をあけられてしまった欧米の状況など非常にわかりやすく解説されている。スポーツ産業に関わる人にオススメの一冊。オリンピック開催可否で揺れる日本、オリンピックはさておき、産業として発展するためには他を参考にしつつも独自の仕組みが必要な気がする…2021/05/05