出版社内容情報
3・11を引き金に、地盤の動乱が始まった。南海トラフ巨大地震をはじめ、首都直下地震、富士山噴火など、今後の大変動を緊急報告。
【著者紹介】
京都大学教授
内容説明
「3.11が起こって、もう地震を起こすエネルギーは残っていないのではないか」と思っている人がいるが、現実は正反対。3.11が引き金となり、大地変動の時代が始まったといえる。東北・関東沖で再度の大地震が起こる可能性があり、首都直下地震に至ってはいつ発生しても全く不思議ではない。そして西日本大震災が、2040年までに確実に発生すると言わざるをえない。さらに3.11以降、約百年ぶりに日本列島の活火山が活発化しており、懸念される対象には富士山も含まれている。今後日本人は、こうした大災害を迎え撃つため具体的な方策を立てなければならない。
目次
第1章 大地変動の時代に入った日本列島
第2章 西日本大震災は必ず起きる
第3章 日本列島の火山は活動期に入った
第4章 巨大噴火―文明を滅ぼす激甚災害
第5章 ストックからフローへ
第6章 「大地変動の時代」に必要な生き方
著者等紹介
鎌田浩毅[カマタヒロキ]
1955年、東京生まれ。東京大学理学部地学科卒業。通産省(現・経済産業省)を経て97年より京都大学大学院人間・環境学研究科教授。理学博士。専門は火山学・地球科学・科学コミュニケーション。テレビ・ラジオ・雑誌・書籍で科学を明快に解説し、啓発と教育に熱心な「科学の伝道師」。京大の講義は毎年数百人を集める人気で教養科目1位の評価(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
きみたけ
きみたけ
♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤
巨峰