出版社内容情報
安保法制の進展と並行して語られ始めた「民主主義の危機」。しかし真の「民主主義の敵」とは誰なのか。気鋭の評論家が語る驚きの結論。
【著者紹介】
評論家
内容説明
安保法制をめぐるSEALDsのデモ活動は、日本社会に少なからぬ衝撃を与えた。彼らに対して古谷氏は、強い「嫉妬」と「違和感」を覚えたという。それはいったいどうしてか。日本のことを大切に思う。それは為政者もSEALDsも、保守も革新も同じはず。ならば、それぞれのいう「愛国」とはどういう意味か。その言葉に民族や郷土、戦争という文脈を重ねたとき、どのような違いが浮かび上がるのか。宰相の資質、変節する自民党、日本人と震災、同世代だからこそ語りうる若者論…。気鋭の保守論客による洞察、そしてSEALDs創設者との対話が新しい言論の地平を開く。
目次
第1部 愛国と売国―ねじれる保守と革新(『美しい国へ』から読み解く「愛国のかたち」;自民党、SEALDs、ネット右翼―ほんとうの愛国者は誰か?)
第2部 SEALDsは「普通の若者」か?(「普通」を押しつける人間の欺瞞;「リア充」ってなんだ―想像力と主体性の大切さ)
著者等紹介
古谷経衡[フルヤツネヒラ]
1982年北海道生まれ。立命館大学文学部卒業。ネットから若者論まで言論活動を展開。TOKYO FM「タイムライン」隔週パーソナリティなども務める
奥田愛基[オクダアキ]
1992年福岡県生まれ。2011年明治学院大学国際学部入学。2015年5月SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)を結成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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