PHP新書<br> 人生という作文

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PHP新書
人生という作文

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  • サイズ 新書判/ページ数 239p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569827827
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0295

出版社内容情報

人間関係、家族、仕事……。あらゆる悩みは「書く」ことで乗り越えられる。書いて自分を見つめ、不安や迷いを捨て去る、人生の指南書。

【著者紹介】
作家、元NHKアナウンサー

内容説明

「書くとはすなわち、自分自身を見つける事だ」と著者は説く。フロイトの提唱した精神療法のように、無意識下の自分、まだ見ぬ自分を知る。それが「書く」という行為が持つ真の力だ。本書では「なぜ・何を・どう」書くのかについて、著者が二十年来続けているエッセイ教室などの例を挙げ具体的に解説する。書く手段は、日記でもブログでも、エッセイや旅行記でも良い。人間関係・仕事・家族・老い…。あらゆる悩みや迷いは「書く」事で乗り越えられる。単行本『最後はひとり』(PHP研究所)に加筆、再編集し、巻末に松本清張賞作家・山口恵以子氏との対談を加えた改訂新装版。

目次

第1章 書く事で、人生の悩みを乗りこえる(「無意識の自分」を知る手立てとしての「書く」行為;フロイトの提唱した精神療法との共通点 ほか)
第2章 書いて自分を「発見」する(良い文章には、書いた人の個性が見える;他人の意見を聞き、他人に意見する事で上達する ほか)
第3章 孤独を癒す「書く」事の力(書く事で気持ちや考え方を整理する;幼い日の孤独な日々が、私を書く事へと誘った ほか)
第4章 人生の中で出合う一文が、支えてくれる(書きつけたものは「自分が生きた証明」になる;まずは定型詩からはじめても ほか)
巻末対談 下重暁子×山口恵以子 凛としてひとり生きる―書くことがその強さをくれた(「書く」とは自分を確かめる作業;正直な告白が、読んだ人の心を動かす ほか)

著者等紹介

下重暁子[シモジュウアキコ]
早稲田大学教育学部国語国文学科卒業後、NHKに入局。女性トップアナウンサーとして活躍後、フリーとなる。民放キャスターを経て、文筆活動に入る。ジャンルはエッセイ、評論、ノンフィクション、小説と多岐にわたる。財団法人JKA(旧日本自転車振興会)会長等を歴任。現在、日本ペンクラブ副会長、日本旅行作家協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

読書実践家

9
書くことが癒しに繋がる。書くことは自分を掘り下げる。良い文章は細部にこだわっている。書くことの真価が分かる。2016/04/16

オカピー

6
「書くとは、自分自身を見つけること。確かめつつ自分が何者かを知っていく。」①書く事で、人生の悩みを乗り越える。書く事で、紙の上にアウトプットすることで、内にたまっていたストレスが発散されることはあると思う。②書いて自分を発見する。読書メーターに感想を書いている内、読んだ時に気づかなかった事に気づいたりすることもある。こんな考え方もあるのかと。③孤独を癒す書くことの力。自分の中の心の整理ができる。④人生の中で出合う一文が、支えてくれる。多くの本を読むことで、グッと刺さる一文に巡り合えることが増える。2023/09/08

Prince of Scotch

3
本書は大ベストセラー『家族という病』の著者による文章指南の書だ。全四章と巻末対談からなる構成。下重氏が主宰するエッセイ教室でのエピソードを絡めた第二章「書いて自分を発見する」と作家・山口恵以子氏との対談が特に面白いと感じた。第一章にある「堂々と恥をかく事がものを書く事」(47ページ)は、自分に深く刺さった言葉だ。巻末対談のなかで下重氏は再び同趣旨の「やはり、きれいごとはだめ…」(194ページ)と仰っており、文章を書くことは潔く恥ずかしい自分を晒さなければならないことを再確認した次第です。2018/06/15

とくま

3
×P29 こういう内容かぁ。2016/06/07

ダンゴ☆ルッチ

3
「書く」ことで自分がわかる、って良いですね。よくSNSの日記を利用するので、これまで以上に積極的に書いていこうと思います♪2016/01/13

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