出版社内容情報
道を誤った男、一途に信じすぎた女――江戸深川を舞台に松本清張賞作家が書き下ろす、男と女、親と子の葛藤が渦巻く長編時代小説。
【著者紹介】
作家
内容説明
「…あたし、待ってる。風が吹くまで」早くに夫を亡くしたおせいの生き甲斐は、“鳶が鷹を生んだような”息子の真吉。将来を嘱望される蘭学医の卵で、母親思いの孝行息子だ。黒船来航に続いて多事騒乱、日本に風雲急を告げる安政年間、折しも連続する幼女殺人事件が江戸中を震撼させる中、真吉は人殺しの罪で捕縛されてしまう。息子の無実を信じるおせいと、真吉を慕う女たちは―。
著者等紹介
山口恵以子[ヤマグチエイコ]
1958年、東京都江戸川区生まれ。早稲田大学文学部卒業。松竹シナリオ研究所で学び、脚本家を目指し、プロットライターとして活動。その後、丸の内新聞事業協同組合の社員食堂に勤務しながら、小説の執筆に取り組む。2007年『邪剣始末』で作家デビュー。2013年『月下上海』で第20回松本清張賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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