PHP新書<br> エボラvs人類 終わりなき戦い―なぜ二十一世紀には感染症が大流行するのか

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エボラvs人類 終わりなき戦い―なぜ二十一世紀には感染症が大流行するのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 227p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569823621
  • NDC分類 493.8
  • Cコード C0230

出版社内容情報

なぜエボラウイルスはここまで世界に広がったのか。各国の対応、感染症の歴史からいま私たちができることまでを一冊に完全網羅する。

【著者紹介】
白鴎大学特任教授

内容説明

2014年、世界はエボラ出血熱の恐怖に震撼した。リベリアでの大流行を経たエボラウイルスはスペイン、アメリカなど先進国にも飛び火。なぜ、アフリカの風土病にすぎなかったエボラは大陸を越えたのか。エボラはもちろんデング熱、強毒型インフルエンザなど迫りくる新しい感染症の実態、感染症の文明史、そこで自らの身をどう護るかまでを、スペシャリストが徹底的に解説する。

目次

第1章 2014年・世界が震えたアウトブレイク
第2章 エボラ出血熱とはいかなる病気なのか
第3章 人間界にエボラウイルスがやってきた日
第4章 21世紀に感染症が大流行する理由
第5章 感染症の歴史が人類に教えてくれること
第6章 シミュレーション エボラが日本に上陸したら

著者等紹介

岡田晴恵[オカダハルエ]
白鴎大学教育学部教授。共立薬科大学(現慶應義塾大学薬学部)大学院修士課程修了、順天堂大学大学院医学研究科博士課程中退。ドイツ・マールブルク大学医学部ウイルス学研究所留学(アレクサンダー・フォン・フンボルト奨励研究員)、国立感染症研究所研究員、日本経団連21世紀政策研究所シニア・アソシエイトなどを経て現職。医学博士。専門は、感染免疫学、公衆衛生学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スー

20
65エボラをふくめたウイルスが流行した際の対処法が学べました。今は人が素早く遠くに移動できるので遠い国の出来事と他人事にせず国際社会が協力してウイルスを封じ込める必要がある。2020/05/17

リキヨシオ

16
エボラウィルスといっても5種類の亜種が存在、今回アフリカで流行しているのはエボラ・ザイール株。コンゴ共和国やガボンで流行した時と同じだが、どのような経緯でアフリカ中央部の奥地からアフリカ西部の都市部に侵入したのか不明で現在爆発的流行の原因とされる。エボラはアフリカの風土病の1つで、過去20回以上流行を起こしている。野生肉を食べる習慣や埋葬時に遺体に触れる習慣など伝統的な文化事情に加えて、医療技術に知識、機関に関係者が圧倒的に足りてない。先進国では考えられない貧困事情も感染症対策が進まない原因になっている。2015/01/03

ヤギ郎

6
感染症に対して国際機関がどのように対応したか、について調べている時に見つかった一冊。この本はエボラウイルスに対して各国(日本も含め)対応したかを記している。最後は感染症に対する予防方法(手洗いやマスク)について書いている。2016/10/17

Humbaba

6
危険なものであっても、対処法がないというわけではない。むしろ、大きな力を持っているとわかっているからこそ、事前に対処が準備されている。闇雲に怖がっていても意味はなく、寧ろ混乱を大きくして対処を誤らせるだけになる。危険にムダに近づく必要はないが、闇雲に遠ざけるのも同じくらい無意味なことである。2015/03/06

starbro

5
女性の学者らしく真面目に解りやすくエボラウイルスおよびその他の感染症について解説してくれています。食物連鎖の頂点に立ち増殖し続ける人類には、地球の自浄作用でエボラを超える超ウイルスが何時襲いかかってもおかしくはない状況だと考えるのは私だけでしょうか?2015/02/08

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