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「自分」で考える技術

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  • サイズ B40判/ページ数 218p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569818535
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C0010

出版社内容情報

スマホ全盛の今こそ、知的に武装する力が問われる! 「考えるための読書術」「思考のマニュアル」等、誰でも獲得できる知恵を大公開

【著者紹介】
札幌大学教授

内容説明

知力を磨くコツから、読書術、文章術まで。情報の大海に溺れない、「自分だけの海図」を作れ!

目次

思考の技術 基礎篇(自分で考える時代が始まった;情報時代は、考える人間をつくる;教養‐普通知‐の時代が始まった;歓迎、「モラトリアム」の時代;「アート」から「テクノロジー」へ)
思考の技術 実践篇(考えるための読書術;話すと書くとはおお違い;書く技術;マニュアルで考える;飛んで考える)

著者等紹介

鷲田小彌太[ワシダコヤタ]
1942年、札幌市生まれ。大阪大学文学部哲学科卒業。同大学院文学研究科哲学・哲学史専攻博士課程満期退学。三重短期大学教授を経て、札幌大学教授。専門は、哲学、倫理学。2012年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いろは

14
面白いものだ。『思考停止の状態に決して陥ってはいけません。』(「本質をつかむ思考法」伊藤真)と最初の方で述べるのと対象に、この作品では、『思考を停止させるのも、思考技術だ』と述べていて、同じ類の作品でも著者によって意見が全く違うのが分かる。この作品では、ソクラテスの「無知の知」から始まり、思考の基礎篇と技術篇に分けて描かれていて、内容も読みやすく、分かりやすい。そして、著者の意見として、「自分で考えるとは」「大人とは」「教養とは」などが述べられていて、興味深くて面白い。この類の作品の中では、結構オススメ。2017/10/21

taro335

4
情報は多いほうがよい。「自分で考える時代が始まった」とのこと。本書は1993年の再編集版らしいが、なるほど当時より今のほうが比べものにならないくらい情報が多く、まさに「自分で考える時代」。再出版した意味が分かります。そういえば、このフレーズ、最近よく聞くかも。2014/04/21

やまちゃん

1
思考する人間に一番必要な思考技術はデータを的確迅速に利用すること。2018/09/29

Uncle.Tom

1
とりあえず、自分で考えてみることに目覚めた人はさらっとでも本書を読んでみましょう。方法論ではなく、著者がどのように考えているのかは少なくとも学べます。それから、たくさんの人の思考をなぞっていくと勝手にものは考えられるようになります。ひたすら本を読んでみるのがいいと思います。本書では様々な角度から考えることについて述べられています。これからの時代は自分でものを考えられる人間が生き残っていく時代なのでしょう。AIの発展がますますこの状況を加速させていきそうですね。2017/07/02

Maiko Araki

1
図書館本:大まかに、基礎編:知と情報の扱い方、実践編:読み書きの重要性と訓練についてを展開している。情報は多いほど良いとしつつ(この辺りが説教好きな他の本と違う)、それを判断して思考するためには「書く」ことを最良とする。個人的には本文中の教養論が興味深かった。教養主義も、専門主義もさようなら。専門性なくしては生きていかれないが、専門性だけでは生きていかれない時代にあるとし、社会を横断する領域に対し、ジェネラルな立場から考察し行動する必要があるとしている。就活中の自分にはためになった。2015/11/23

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