文春新書<br> 中国の軍事力

文春新書
中国の軍事力

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  • サイズ 新書判/ページ数 198p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166600250
  • NDC分類 392.22
  • Cコード C0231

出版社内容情報

中国は軍事大国として世界の脅威になるのか、あるいは時代遅れの軍事力にすぎないのか。冷徹な分析で近未来を読み抜く画期的論考

内容説明

中国海軍の海洋進出は周辺諸国の不安を招き、その軍事力は日米安保体制にとっても無視できない。米中軍事衝突を予測する声もあり、さまざまな中国論議が跋扈する中で、冷徹な視点から中国軍の動向をさぐり、近未来を読み抜く画期的論考。核兵器開発や通常戦力の近代化、軍事支出の内幕から江沢民の軍事改革に至るまで、精緻な分析でその実態に迫る。今や毛沢東、〓小平と並び称される指導者・江沢民。彼のひきいる「侮れない国・中国」の素顔とは。

目次

プロローグ 両極端の中国観
第1章 台頭する核大国・中国
第2章 通常戦力の近代化
第3章 中国の軍事支出
第4章 軍事改革と江沢民指導体制
エピローグ 「中華世界」の再興とアジア

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

undine

1
今から振り返ると牧歌的とも言える時代の本。中国が軍備の近代化を進めて着実に成果を上げつつある中で、冷戦後のムードの中で日本は日米同盟や軍備不要をいう人があの頃はそれなりに居た。国家の限られたリソースを特定の分野に集中的に投入することができた中国は、失われた国土の回復という独りよがりな目標とはいえ、明確な方針を持って軍備を増強してきた。経済発展すれば中国でさえ民主化するとの幻想を抱いた西側諸国は投資を通じて中国の成長を助け、比例して軍事力を増強させた中国はますます手に負えない存在にしてしまった。2025/01/08

兵衛介

0
ちょっと古いが基本知識として。2009/03/22

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