PHP新書<br> こう観ればサッカーは0‐0でも面白い―「戦術」と「個の力」を知的に読み解く

電子版価格
¥720
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

PHP新書
こう観ればサッカーは0‐0でも面白い―「戦術」と「個の力」を知的に読み解く

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 227p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569818351
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0275

出版社内容情報

元日本代表の解説者は試合中にどこをみているか。キーワードはボランチ、戦術、個の力。世界最強チームからW杯の展望までを徹底分析。

【著者紹介】
サッカー元日本代表

内容説明

「なぜあの選手はこう動いたのか」が理解できれば、日本代表や好きなチームの試合がもっと愉しめる!

目次

第1章 「ボランチ」を見ればチームのカラーがわかる
第2章 「戦術」を見ればチームの理想型がわかる
第3章 「個の力」を見ればチームの可能性がわかる
第4章 「個」と「組織」を完璧に融合したバルセロナ
第5章 日本代表はどこまで進化したか
終章 日本サッカーの未来

著者等紹介

福西崇史[フクニシタカシ]
1976年生まれ。愛媛県新居浜市出身。元サッカー日本代表。新居浜工業高校を卒業後、95年にジュビロ磐田へ加入。日本屈指のボランチとしてJリーグ年間王者3回、アジアクラブ選手権優勝など磐田の黄金時代を支える。2002年ワールドカップ・日韓大会、06年同ドイツ大会にも出場。FC東京、東京ヴェルディを経て、09年1月に現役引退。Jリーグ出場349試合、国際Aマッチ出場64試合。2010年よりNHKのサッカー解説者を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あちゃくん

82
もうワールドカップも終わろうかというタイミングで読了。現役時代クレバーな(狡猾な?)プレーで活躍した筆者が、「ボランチ」「戦術」「個の力」とポイントを絞って、これまでの変遷を踏まえながら解説してくれるので理解しやすいです。確かに、この本に書かれていることをきちんと踏まえてみれば「サッカーは0-0でも面白い」かもしれませんが、スタジアムで自分の応援しているチームを目の前にしては、「0-0でも面白い」なんて余裕は生まれないでしょうけどね。2014/07/10

再び読書

54
クレバーな印象が強い福西氏の著作。彼の潜在能力からすると少し物足りない。何が足りないかと言うと、技術的や戦術的な目線が、まだ今ひとつと感じる。かなり、面白かったのはドゥンガのGOサインだった。後チーム毎のフォーメーションで、ここにもう少し彼の意見、解説を盛り込んで欲しい。こういうクレバーな人が、代表監督になって欲しい。もう中途半端な外国人監督は不要だ。今年のW杯最終予選の2戦を見ても、フラストレーションが溜まる。ゴールキーパー、ストライカーにワールドクラスの人材が育っていない。ミドルを打て!2016/09/09

姉勤

34
いい本です。よくあるサッカー好きのマニアックな講釈ではなく、元プレーヤーとして、現解説者としての元セレソンの飾らない言葉。高校時代、選手としてのジュビロ磐田の黄金時代、現在、そして未来。キャリアごとの視線でサッカーを解説。あまり詳しくない人でも、またハマってる人でも楽しめる一冊。サッカーの見どころ、フォーメーション&戦術の変遷、代表の歴代監督の所見。押さえているポイントがツボを得ていてクレバーさを感じる。現役時代の手グセの悪いプロフェッショナル・ファールのスペシャリストというイメージは消去しました。2015/06/29

出世八五郎

22
ポイントは“ボランチ、戦術、個の力”とある。現代サッカーではトップ下は司令塔ではなくボランチがそれに当る。日本代表は2006年に個の力で対応し被撃破、10年に組織力でベスト16、14年に俺達のサッカーで被撃破。80年代後半、アリゴ・サッキによるゾーンプレス登場以来、マラドーナのような個人頼みのサッカーは出来なくなってきている。そこで“個人の力と組織戦術”を融合させるのが主流。ただ、日本代表では世界に通用する個性をもった選手が頻出しないと組織戦術に頼ることになる。ドリブル突破、飛び道具を持った個性が必要。2018/06/25

ミリオン座

17
Jリーグで1流のボランチだった福西選手の本。本音をいえば、NHKの解説同様に万人受けチックな内容でした。もっと泥臭い内容を期待しましたが、本人が根っからの爽やかな人物で泥臭いネタすら持ってないのかもしれません。>>>ちょっと批判チックに書きましたが、ドゥンガの弟子で、最強のボランチで、爽やかで、NHKの解説者、ある意味、成功者って部分を僻んでました。ごめんなさい。内容は丁寧で分かりやすく素晴らしいものでしたってことを追記しておきます!2014/05/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8061149
  • ご注意事項

最近チェックした商品