出版社内容情報
「成果として結実するかどうか」は他人に認められるか否かにかかっている。ビジネスの現場で跋扈する「印象」の本質に迫る一冊。
【著者紹介】
株式会社HRインスティテュート取締役 チーフコンサルタント
目次
第1章 ビジネスは「印象」で動いている(経済も社会も「印象」で動いている;肩書が人を成長させる ほか)
第2章 印象で損しない考え方、動き方(印象で損してしまう人;予期せぬ「不満」を与えてしまう人 ほか)
第3章 印象を味方につけるスキルを磨く(仕事が集まる人になろう;まずカタチから入る ほか)
第4章 「本当のこと」を見極める思考力(印象に左右されない質問力;本当のことを見極めるスキルは必須の能力 ほか)
著者等紹介
三坂健[ミサカケン]
株式会社HRインスティテュート取締役チーフコンサルタント、早稲田大学エクステンションセンター講師。慶應義塾大学経済学部卒業後、株式会社損害保険ジャパンに入社。法人営業を経て、HRインスティテュートに参画。以後、経営コンサルティングおよび、論理的思考や課題解決をはじめとするスキルトレーニングの開発、実施を中心に活動。近年は国内での活動のほか、海外での企業支援を行なっており、日本とアジアの往復を繰り返している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カザリ
43
急に気になって「印象」をよくするって大事だなあ、と思うに至り、これまでだったら絶対読まない本だったのに、読むことに。もしかして、あたち、印象で損してるんじゃ?という不安にかられ、読んだ。結論、印象(おーら)も大事だけど、中身もな!という内容です。でも、印象という人に焼き付ける自分ブランディングと演出は、お金を稼ごうと思ったり影響力を持とうと思っていると自然にすると思います。結局、それができている人たちと一緒に仕事をすることになるから、学んでいけるよね。よい本でした~w2017/06/28
y_u
4
印象で損をしたくないので、読んでみた。中盤に、損する人は「不満」「不安」「不便」「不信」「不快」を与える人だと書かれており、納得するとともに、自分が相手にそのような印象を与えているかもしれないと反省。では、印象で得する人とは、損する人の反対で、「満足」「安心」「便利」「信頼」「快適」を感じさせる人だと作者は述べています。得する人になるためには、身なり・言動・行動・考え方を改善していくことが必要としている。特に、相手の時間を奪うことが不満の根源であり、相手の負荷が最小限になるよう配慮する大切さを再認識した。2015/05/03
Suzu
2
印象で損するのは不満、不安、不便、不信、不快のどれかを与えてしまう人。得する人はこの逆で満足、安心、便利、信用、快適を感じさせる人。印象で得するための3つの前提を押さえる。1.自分の印象と相手の印象が一致する開かれた自分に近づける。2.相手の印象を変えるのは行動のみと心得る。3.印象は人によってつくられると割りきる。2020/10/20
Yuuki Yamaguchi
2
対人関係において印象とは計り知れないメリット,デメリットが存在する.仕事を依頼するのはどんな人か?相談をするのはどんな人か?そんな場面で印象は大きな意味をもってくる.印象を整えることもビジネスマナーの一環である.印象とは相手からどんなイメージをもってもらいたいかをコンセプトに構築することが重要なようだ!ここでポイントなのは相手を考えることであり,自分がどんな身なりをしたいかは重要ではない点である.一流を目指す人間ならば必須技術の一つなのであろう.2016/10/08
チョビ
2
印象のいい人って要するに有能な人ということだ!2015/11/07