謎の蝶アサギマダラはなぜ海を渡るのか?

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謎の蝶アサギマダラはなぜ海を渡るのか?

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  • サイズ B6判/ページ数 243p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569813820
  • NDC分類 486.8
  • Cコード C0040

出版社内容情報

飛翔距離数千キロにも及ぶ不思議な蝶アサギマダラ。アサギマダラに魅せられた著者による自然のロマンと驚異に満ちた一冊。

【著者紹介】
医学博士

目次

第1章 不思議な蝶アサギマダラ(アサギマダラの避暑地;アサギマダラとはどんな蝶か? ほか)
第2章 南の島にアサギマダラを追う(マーキング調査が始まった経緯;「不思議な何か」 ほか)
第3章 アサギマダラの不思議な旅(福島県グランデコスキー場での調査;標識地は全国9カ所 ほか)
第4章 アサギマダラの謎(台風をしのぐ渡り蝶の謎;改めて「アサギマダラの7つの謎」とは? ほか)

著者等紹介

栗田昌裕[クリタマサヒロ]
昭和26年、愛知県生まれ。東京大学理学部卒、同大学院修士課程修了(数学専攻)、同医学部卒業。米国カリフォルニア大学留学。医学博士。薬学博士。現在、群馬パース大学大学院教授、SRS研究所長、東大病院内科医師(臨床登録医)を兼任。専門は内科学。自然教育・環境保護に関心が深く、アサギマダラの研究家でもある。姫島の「アサギマダラを守る会」顧問、「グランデコ・アサギマダラ観察会」オフィシャルアドバイザー。また、全国的に有名な「指回し体操」の生みの親でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

16
世界で唯一海を通り渡りをする蝶、アサギマダラ。福島県でマーキングした個体を喜界島で再捕獲してるのが信じられない。24通りの飛行方法を区別し命名していることや10万匹越えのマーキング成果、なにより本業が医者でこれがただの趣味だというのが信じられない。アホだ。一日に200~300kmも飛んでいるという記録があり著者は否定しているが夜飛んでいるのでは?渡り鳥が半分寝ながら夜間飛ぶように。データの扱い方でもう少し説得力ある論説になったのでは。後半が神秘主義的になりすぎていささか辟易。2014/07/09

アリ子

13
指回しや速読でも有名なお医者さんである著者が、アサギマダラを1年に1万頭ずつマーキングして生態や飛び方を調べられた。イルカみたいな何かしらの能力を持ち、台湾まで飛んだものとか、"ネットストーカー"のものもいるとか興味深い。この美しい蝶が注目されて、マーキングだらけにならないか若干心配だけど。2014/04/08

kubottar

10
1000kmも2000kmも移動する渡り蝶の謎。なぜ海を渡るのか?やはりそれがその種の進化の方向性なんだろうな2013/11/13

ないとう

6
キスジセアカカギバラバチ2017/07/05

figaro

5
アサギマダラは晩夏の富士山などで乱舞を見かけ、特に、滑空のような美しい飛行をしますので興味をもっていました。この本は著者の観察研究の記録で、マーキングの仕方や生のデータをあげて、デコ平、奄美、姫島等での個体数の推移や夏冬の過ごし方、渡りの実証を行っています。アルカロイドを吸蜜する行動の理由、様々な移動兆候などの記述はおもしろいと思います。ただ、渡りをする他の蝶との比較など研究者以外の読者層を意識したまとめ方をされるべきだったと思います。2014/04/30

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