出版社内容情報
人生は晴れのときばかりではない。どんなときでも安心して生きるには方法がある。85歳の僧侶が教える「明日を生きぬく知恵」。
【著者紹介】
大徳寺大仙院閑栖
内容説明
あなたを強くする「大安心」で生きる知恵。
目次
序章 ビクビク、クヨクヨしてもはじまらない
第1章 ものの見方が変われば生き方は変わる
第2章 目の前のことに没頭すると活路は見出せる
第3章 背すじを伸ばし、息を整え、心を磨く
第4章 過去を振り返るな、未来を思い悩むな
第5章 仕事は生きる道を考え、実践する場
終章 今を生き、大安心で生きる
著者等紹介
尾関宗園[オゼキソウエン]
臨済宗の僧侶。大徳寺大仙院閑栖。1932年、奈良市に生まれる。高校3年のとき仏門に入り、以後、奈良教育大学を経た後、相国寺僧堂にて雲水修行を積む。1965年、京都大徳寺山内大仙院の住職となり、2007年、閑栖となる。院内でのユニークな法話は、和尚の包容力ある人柄も加わって好評である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐々陽太朗(K.Tsubota)
94
来週、大仙院を訪れ宗園和尚の講話を聴かせていただくので、その前に読んでおこうと思った本。「禅」「道」「意気」について説いていらっしゃいます。お目にかかるのが楽しみになりました。山本兼一氏の『利休にたずねよ』(PHP文芸文庫)は前に読んだが、もう一度読んでいこう。2016/03/19
ジェンダー
47
この本を読んでいると何かいろいろ悩んでいる事がバカらしくなる。とりあえずどんな事があっても深く考えずに頑張ればいつか報われるのかなぁと思います。今普段何気なく使ってる言葉が仏教用語であるのを始めて知りました。いろんな方の例をとり、書かれていていてそんなに硬くなくわかりやすくて読みやすかったです。普段から肩ひじを張らずにリラックスして物事をとらえ行動しないと行けないと思いました。この本に書かれているような心境になるには難しいかもしれないけれどこれを目標にしたいし、実際に大徳寺に行って見たいと思いました。2014/03/16
鬼平
8
本日、還暦を迎えて1530日目。今日一日が大事。一瞬一瞬が大事。心がけているのだが、そう簡単にはいかない。日々修行と見たり。2017/03/22
モットヒカリヲ
3
呼吸を整えて、感情をコントロールする「数息観」、黒田如水の「水五則」、洪自誠の「菜根譚」など、終わりまで興味深い内容。2012/12/17