出版社内容情報
剣と禅との奥義を究め、幕末の争乱にあっては死を賭して江戸百万の難を救った快男子、山岡鉄舟の人生訓・世界観に日本人の心を学ぶ。
内容説明
西郷隆盛、勝海舟が賞賛した男・山岡鉄舟「魂」の記録。剣と禅との奥義を究め、幕末に身命を賭して江戸百万の難を救った男の真髄とは。
目次
序章 山岡鉄舟と日本人の「心」(江戸の危機を救ったサムライ;朝敵・徳川慶喜の家来、山岡鉄太郎;西郷隆盛との談判;長かった雌伏の時代;鉄舟にもる「馬鹿正直」;「負けじ魂」と現代日本)
第1章 修行と人生(修身二十則;用心弁;東照宮御遺訓所感;心胆錬磨之事)
第2章 日本人の心(生死何れが先か;鉄券之説;武士道)
第3章 武道と禅(剣法と禅理;剣法邪正弁)
付録 鉄舟言行録
著者等紹介
渡辺誠[ワタナベマコト]
1945年台湾・高雄生まれ。作家。九州大学法学部中退。女性週刊誌で実用記事、男性週刊誌でビジネス・事件記事の取材・データマンを務めたのち、剣道の月刊誌2誌で剣豪・刀工の探訪記事を執筆すること20年。一方、「歴史読本」「歴史群像」等の歴史雑誌に執筆活動を続け、今日に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。