出版社内容情報
政治家が「官僚のレトリック」を模倣しはじめた――原発再稼動、TPP、アベノミクス……「国民のため」の裏に潜む利権の構造を暴く。
【著者紹介】
元経済産業省官僚
内容説明
使われるメディア、騙される国民。安倍人気の背後で官僚・族議員が焼け太る。私たちの不安を煽り、進んで利権の片棒を担がせる催眠手法。橋下徹氏のレトリックも分析。
目次
プロローグ つくられた「改革派」イメージ
第1章 官僚からレトリックを学ぶ政治家たち
第2章 原発問題―「世界一厳しい安全基準です」
第3章 TPP―「聖域なき関税撤廃が前提ではない」
第4章 アベノミクス―「年収は一五〇万円増えます」
第5章 憲法改正―「国民の大多数が賛成している」
第6章 外交問題―「自衛隊を国防軍にすれば国は守れる」
第7章 レトリックに溺れた橋下徹
エピローグ 汚染水対策はだれのためか?
著者等紹介
古賀茂明[コガシゲアキ]
1955年長崎県生まれ。東京大学法学部を卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。大臣官房会計課法令審査委員、産業組織課長、OECDプリンシパル・アドミニストレーター、産業再生機構執行役員、経済産業政策課長、中小企業庁経営支援部長などを歴任。2008年国家公務員制度改革推進本部事務局審議官に就任し、急進的な改革を次々と提議。09年末に経済産業省大臣官房付とされるも、10年秋に公務員改革の後退を批判、11年4月には日本ではじめて東京電力の破綻処理策を提起した。そのためか退職勧奨を受け、同年9月に辞職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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