内容説明
1958年に三一書房に入社し73年に退社した著者は、60年安保闘争・70年大学闘争に「三一新書」の編集者として対峙する。左翼と「三一新書」の蜜月時代の軌跡を辿る。新書の先駆け「三一新書」の全貌。
目次
第1部(昭和九年、岡山に生まれて;広島陸軍病院における無数の死 ほか)
第2部(著者を訪ね歩く;原登志雄『日本の裁判』 ほか)
第3部(「100万人の焦点 三一新書」;荒木和夫と京都編集三一新書 ほか)
第4部(『演出者の眼・ライターの眼―三一新書10年の歩み』;当時の新書見取図 ほか)
第5部(『日本庶民生活史料集成』;三一書房の変質 ほか)
著者等紹介
井家上隆幸[イケガミタカユキ]
1934年、岡山県生まれ。57年、岡山大学卒業。58年、三一書房入社、73年退社。75年、日刊ゲンダイ創刊に参加、76年、退社以後はフリーライター。『20世紀冒険小説読本(日本篇、海外篇)』(早川書房)第54回日本推理作家協会賞評論賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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