出版社内容情報
ハイテク産業に欠かせないレアアース。地球環境学の泰斗が太平洋の海底にレアアースの巨大鉱床を発見したという。その詳細を追う。
【著者紹介】
東京大学大学院研究科教授
内容説明
ハイテク産業には欠かせないが中国が独占的に所有して問題となっているレアアース(希土類)―その巨大鉱床が太平洋の海底で発見された!二〇一一年七月『ネイチャー・ジオサイエンス』誌で発表された「レアアース泥」は、なぜ「世紀の大発見」「21世紀の黄金」と世界で賞賛されたのか?レアアースの定義説明、産業用途、中国の巧妙な資源戦略、海底鉱床発見の経緯、将来の開発見通し…さらに日本の排他的経済水域に存在するレアアース泥についても情報公開。日本再生の切り札は南鳥島の周りに広がる“夢の泥”だ!―。
目次
第1章 レアアースは日本の生命線
第2章 陸上のレアアース鉱床
第3章 レアアースショック―中国の巧妙な資源戦略と日本の対策
第4章 てんやわんやの報道大騒動
第5章 レアアース泥の発見へ
第6章 レアアース泥とは何か?
第7章 南鳥島のレアアース泥
第8章 レアアース泥は開発できるか?
著者等紹介
加藤泰浩[カトウヤスヒロ]
東京大学大学院工学系研究科エネルギー・資源フロンティアセンター教授。1961年埼玉県生まれ。85年東京大学理学部地学科卒業。90年同大学大学院理学系研究科博士課程(地質学専攻)修了。理学博士。日本学術振興会特別研究員、山口大学理学部助手、米国ハーバード大学客員研究員、英国ケンブリッジ大学客員研究員、東京大学大学院助教授、准教授を経て、現在に至る。海洋研究開発機構(JAMSTEC)招聘上席研究員も兼担(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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