出版社内容情報
石原慎太郎東京都知事の「尖閣諸島買い取り」発言を受け、周辺国との領土問題が再燃している。日本の置かれた危うい状況をまとめる。
【著者紹介】
元自衛隊航空幕僚長
内容説明
石原慎太郎東京都知事が、尖閣諸島購入構想を打ち出した。多額の寄付金が集まるなか、今後中国政府の反発も必至である。また、中国は南沙諸島、西沙諸島などでも周辺諸国と緊張関係が続いている。こうした東アジアで領有権問題が噴出しているにもかかわらず、日本政府には毅然とした外交姿勢が見られない。著者は、「このままでは日本が危ない」との思いから、さまざまな意見や提言を発信する。国民が祖国日本に対して考えを深めるためにも、領土や安全保障問題を議論する必要性を訴える。
目次
第1章 領土問題が紛争の火種になる
第2章 ほんとうは危ないアジア
第3章 日本は中国の脅威に備えよ!
第4章 間接侵略に立ち向かえ!
第5章 この世から戦争はなくならない
第6章 愛国心が試されるとき
著者等紹介
田母神俊雄[タモガミトシオ]
1948年、福島県生まれ。67年、防衛大学校入学。71年、防衛大学校(第15期)電気工学科卒、航空自衛隊入隊。地対空ミサイルの運用幹部として約10年の部隊勤務を経験。この間アメリカ合衆国におけるナイキミサイルの実射訓練にも参加。その後、統合幕僚学校長、航空総隊司令官などを経て、2007年、第29代航空幕僚長に就任。08年10月、民間の懸賞論文へ応募した作品が政府見解と対立するとされ、職を解かれる。現在、執筆活動のほか、数多くの講演をこなし保守派論客として活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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