幸福な余生のためにすべきこと

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幸福な余生のためにすべきこと

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  • サイズ B6判/ページ数 156p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569802268
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C0095

出版社内容情報

生に執着しながら「そのとき」を迎えるのか、それとも後悔せずに感謝で最期を迎えるのか。その差はちょっとした心の持ちようで決まる。

【著者紹介】
上智大学名誉教授

内容説明

「死をどう受け止めるか」「奇跡の正体とは」「宗教の役割について」…現代の碩学と話題の緩和医療医が「老い」と「死」について徹底して語り合う。

目次

序章 「死」を考えることは、いかに「生きる」かを考えること(大津秀一)
第1章 最期を迎える悩みと苦しみを癒す―「苦痛」に直面する人々を支える「緩和ケア」という存在
第2章 うまく「老いる」ということ―誰も逃れられない老化とどう向き合うか
第3章 「死」と宗教の関係性―現代の宗教は「死」をどう捉えているか
第4章 「死」と上手につきあう―最後のときを充実させる考え方
第5章 穏やかな最期を迎えるための生き方―「後悔しない人生」の幕引きをいかに準備するか
終章 私の理想の死に方(渡部昇一)

著者等紹介

渡部昇一[ワタナベショウイチ]
1930年、山形県生まれ。1955年、上智大学大学院修士課程修了。ドイツ、イギリスに留学後、母校で教鞭をとるかたわら、アメリカ各地でも講義。上智大学教授を経て、上智大学名誉教授。Dr.Phil.(1958)、Dr.Phil.h.c.(1994)。専門の英語学だけでなく、歴史、哲学、人生論など執筆ジャンルは幅広い。1976年、第24回日本エッセイストクラブ賞、1985年、第1回正論大賞受賞

大津秀一[オオツシュウイチ]
1976年生まれ。茨城県出身。岐阜大学医学部卒業。緩和医療医。日本緩和医療学会緩和医療専門医、日本消化器病学会専門医、日本内科学会認定内科医、日本尊厳死協会リビングウィル(LW)受容協力医師、2006年度笹川記念保健協力財団ホスピス緩和ケアドクター養成コース修了。内科専門研修後、日本最年少のホスピス医(当時)の一人として京都市左京区の日本バプテスト病院ホスピスに勤務したのち、在宅療養支援診療所勤務を経て、現在東邦大学医療センター大森病院副緩和ケアセンター長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すうさん

2
2012年初版。もう十年も前の本で、今では大学の恩師である渡部昇一氏も何年か前に鬼籍に入られた。本書は緩和医療の第一人者大津秀一さんの終末期医療とのからみで、余命を宣告されてからどうすればいいのかと話し合っている。今ではもう常識になっているが、むやみに医療に依存して残る命を使い果たすのではなく、今生きていること、今からできることを自覚して残る命を丁寧に使うことだという結論だった。それでも渡部氏は分かっていても自分がそうなったらできるかなと疑心暗鬼でしたが。医療と共に命への意識も十年もたつと変わるんですね。2022/10/14

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