出版社内容情報
売れない時代の「最強の武器」! 元博報堂制作部長が、ヒットするモノ・コトの秘密を豊富な図で解説。眺めるだけでヒントが見える!
【著者紹介】
フリープランナー
内容説明
資生堂TSUBAKI、グリコポッキー、メルセデス・ベンツ…97の事例と図解から、「だから売れる、ずっと売れる」の秘密が見える。企業の中で革新を起こし続けられる人材「コンセプトメーカー」を創る。
目次
第1章 なぜ、いま「コンセプト」か?(この先、見えない・読めない・わからない;モノ余り社会は「人との違いをつくる社会」 ほか)
第2章 いい「コンセプト」って、なんだ?(「コンセプト」とは;いまや、変化の時代の発想法)
第3章 実践。「コンセプト」のつくり方(「知る」から「感じる」レッスン;さあ、コンセプトメイキングを始めましょうか ほか)
第4章 「賢いコンセプトメーカー」になろう(「コンセプトメーカー」は、創造的破壊者;毎日の仕事が、「コンセプトメイキング」 ほか)
著者等紹介
高橋宣行[タカハシノブユキ]
1940年生。1968年、博報堂入社。制作コピーライター、制作ディレクター、制作部長を経て、統合計画室、MD計画室へ。制作グループならびにマーケットデザインユニットの統括の任にあたる。2000年より関連会社役員を経て、現在フリープランナー。各企業のプランニング、ならびにアドバイザー、研修講師、執筆活動などで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Gatsby
11
まず「コンセプト」という言葉の定義が、単に「概念」というところにあるのではなく、「時代が求める新しい価値観の提案であり、その考えはすべての行動の指針となる」としたところが印象に残った。これまでの様々なヒット商品の適切な分析があり、なぜ売れたか、その商品作りの「コンセプト」は何であったかについて解説があった。自分もよく知っている商品を例に挙げられているので、非常によく理解できたし、何かを企画していくときの参考になるはずだと思う。2012/06/03
わらびん
3
易しく書かれているが、入門書ではなく、読解するには経験が求められるのではと思ってしまうほど濃く詰まった一冊。考え方というのは、メモを残してふとした時に見れるようにしたい。現場に出てという最後の締めが共感が持てる。この著作の本ははじめて読んだが他のものも是非読んで見たい。2012/04/21
Kim
1
本の内容として、「コンセプトを作るには、現状認識→時代洞察→新しい価値観の発見→言葉化」とシンプルなもの。最近どうも受け流すことが多かったから、もう少し立ち止まって考えてみようと思わせてくれる。2012/01/24
とんがりぼうし
1
沢山の事例を載せているが、上っ面をかる~くなでた感じ。ただ、発想力を鍛える為には街に出てタウンウオッチングをしよう、動いて汗をかこうには強く共感。 2012/01/09
Q_P_
1
コンセプト=概念を変えること、新しい概念に創り変える、と定義し、クリエイティブ・ジャンプによって「これが」「こうなる」と示すために必要なことをまとめた本。 そのコンセプトの作り方は、現状を認識し、時代を洞察し、そこから五感を使って閃きによって発見し、それを言葉にすることとする。 これらを多くの事例を利用しながら解説しているが、事例にある現場などから閃きまでの間にもっと色々あると思うが、それが自分には不十分に思えて、事例が単なる事例で、ケーススタディにまでなっているようには思えなかったので、その点も満たされ2011/12/18
-
- 和書
- 大胆不敵な教育改革