出版社内容情報
いまの国難とどう向き合い、これからをどう生きるか。日本人としての生き方を問い直すために、ぜひ読んでほしい珠玉のメッセージ集。
【著者紹介】
パナソニックグループ創業者
目次
1 日本人として生きる(困難に負けない日本人;日本はよい国である;いまを生きる、これからを生きる)
2 過去と現在と未来をつなぐ(歴史と伝統を受けとめる;日本の心と言葉をつなぐ)
3 これからの日本人へ(人間とはなにか;教育について考える;国家を愛してこそ)
著者等紹介
松下幸之助[マツシタコウノスケ]
パナソニック(旧松下電器)グループ創業者、PHP研究所創設者。明治27(1894)年、和歌山県に生まれる。9歳で単身大阪に出、火鉢店、自転車店に奉公ののち、大阪電灯(株)に勤務。大正7(1918)年、23歳で松下電器を創業。昭和21(1946)年には、PHP研究所を創設。平成元(1989)年に94歳で没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
9
野田元総理が政経塾出身なのに、福一原発が収束したとは・・・。嘘はいけないよ。そして、幸之助氏は福澤諭吉の独立自尊にも共感を示している(『指導者の条件』1975年 107頁)。人間というのはやはり謙虚ということが大事ですな(『松下幸之助発言集16』1979年 129頁)。野田元総理が政経塾の教えよりも、東大話法に屈してしまっているのは極めて残念。優れた政治家になるには、どうすればいのか。企業人の経営発想がなぜ、国の経営にはうまく生きずに、政業癒着という悪しき烏合の衆と化すのかと思える。塾からの教訓を政治へ。2013/03/31
海山ごはん
3
東日本大震災の発生を受けて、松下幸之助氏が遺した言葉を311篇に絞って編纂した名言集。それらの言葉は、個々人の生き方から国のあり方まで幅広い。心に響いた箇所に付箋を貼っていったら、ものすごい量になった。この人は、大局観を持ち、思慮深い偉人であったのだと改めて思った。2016/05/19
るう
3
「松下幸之助」のメッセージ集ということで読んでみたが、女の私にはピンとくるメッセージは無かった。やっぱり日本人の考え方も時代と共に変化するものだと思うな。2015/05/31
善ちゃん
1
松下幸之助さんの本(語録)は、私にとって羅針盤のような存在です。この本に記載されている言葉は、どれも新しいものではありません。すでに出版されているものから、テーマに沿ったものを集めたものです。が、日本人として、一企業のリーダーとして、今何をすべきか、何ができるかを自問する良い機会を与えてくれる一冊です。2012/01/11
藤吉 功
0
日本や日本人に関しての幸之助さんのコメントをまとめた書物。如何に日本人としてどう生きるべきかがよく分かります。2016/05/15
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