出版社内容情報
本書は、中学生から大人まで楽しめる論理トレーニングの本。理詰めで考える練習をするための最初の一冊にぴったりです。
【著者紹介】
国際通信チェス連盟インターナショナル・マスター
内容説明
日常の論理は相当いいかげん。「論理そのもの」の訓練で本当の論理思考を手に入れる。
目次
ウソ?(と準備運動)
「あるいは」と「かつ」
ならば
恒真
対偶・逆・裏
ベン図
ディレンマ
必要・十分
「論理」とは何か
様相論理
「必然・不可能・可能」
わかる・わからない
いる・いない
「ウソをつくことがある」
帰納
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
17
これはいいわ!頭をひねりながら、少ない脳みそをフル回転。頭の体操にもなる。懐かしい言葉がたくさん出てきて、懐かしさいっぱい。対偶とか、ベン図とか・・・、やっていて飽きない。そっかあ~ということが、何度も。しかい、こういう論理トレーニングは必要だなあ~と思う。思っているように、相手に伝わらない倍あもああるし、そういう解釈もあるのかにつながる。最初のほうに、「この問題の過半数ができる人は1%もいないでしょう」とあったが、半数はできたので、少しホッとした。2016/02/28
akane
7
当たればラッキー、外れて動揺、その繰り返しだった。無防備にページを繰ったら、イヤでも太文字の【答え】が目に飛び込んでくるから、手でふさぎながら用心深くめくる。悩んだ末に選んだ答えが当たれば、そのすぐ後に「当然ですね」という言葉が。ムカ。難問が(何となく勘で)解けて、例題のような問いにつまづく私って・・・。どうしても納得いかない問題も多々あって、著者が目の前にいたら聞きたいことが山ほどある。でも二度読みして自分で考えるべきなんだろうなあ。何といっても、エクセルの論理式の関数に役立つ。2017/09/29
アイボリー
4
私は13歳なのですが、面白くていっきに読んでしまいましたよ。もともと「論理」に興味があり、「13歳からの論理ノート」を読んだので、こちらの本を読んでみることにしました。当たり前に分かる問題もあれば、あれ?と思う問題もありました。回答を読んで、謎が解ける感覚がたまりません。 確実にためになる本だと思います。2012/06/24
ぼたもち
3
13歳と書いてあるが、本書の対象はおそらく大学生や社会人がメインなのではないだろうか。13歳にもわかるように書いてあるから、論理的思考力形成のための導入本としてどうぞということだと思われる。この本を13歳が解いていくには、淡々と進められすぎていて、途中で飽きてしまうと思う。私としては、7章の問題はなかなか解きごたえがあったので、良い頭の運動になった。2011/12/26
らき
3
13歳に読ませるならもうちょっと工夫が必要かなと。淡々と問題と回答を羅列してあるだけじゃ継続して読む気が持てないでしょ。。。2011/12/23