出版社内容情報
神話に起源をもつ皇室は、世界が羨む日本の宝。神武天皇から古代、現代に至る2671年の歴史を通観して日本人と皇室の紐帯を解明。
【著者紹介】
上智大学名誉教授、英語学者、文明評論家
内容説明
誰もが「ああっ」と驚く著者初の本格的皇室論。
目次
第1章 外国人から見た皇室(日本人の総本家;「日本人はトロイな国民だ」 ほか)
第2章 日本史のなかの皇室(「邪馬台国論争」は不毛なお遊び;神話と歴史がつながっている国 ほか)
第3章 皇統はなぜ保たれたのか(仏教がもたらした皇統の危機;危機は女帝のときに起こる ほか)
第4章 皇室伝統を再興するために(「国体」は何度も変わってきた;南北朝分裂の発端 ほか)
第5章 小林よしのり氏 女系論への弔鐘(最初から答えてくれれば;マッカーサーの掌で踊る ほか)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mazda
14
皇室というものの存在が小さい頃から不思議でならなかったが、年をとった今、ようやくわかってきたように思う。「大きなよりどころ」とでもいうべきか。陛下は一生をかけて民の幸せを祈り続け、それを受けて民もひたむきに生きる。それが日本なんだと思う。しかし、小林よしのりさんはどうしちゃったのかな…?「いわゆるA級戦犯」は共感できたのに、どうも最近おかしい感じがする。2012/12/20
jaiose
4
外部の陰謀で皇室の伝統が途絶えてしまうのは日本国民として阻止(反対)せねばと思いました。2015/01/04
ひろつそ
3
未来に訪れるであろう大災害に対策をこうじるのが大切であること、昨今の地震津波災害を実感した日本人ならより強く感じられると思う。 國體も同じだ。最優先としてはっきり言うべきだ。「宮家復活」。2016/07/26
phmchb
3
天皇・皇室を大切にしなければ、日本は日本でなくなる!女性天皇・女系天皇などの皇室に近年つきまとって問題について考えさせられるそんな一冊です。2013/12/30
父帰る
1
渡部史観を味わえました。日本の皇室の重要さを実感しました。2013/05/02