出版社内容情報
「前向きでなければいけない」と強迫観念になった現代社会。流行や周囲にふりまわされて頑張りすぎないコツ。
【著者紹介】
精神科医、立教大学現代心理学部教授
内容説明
「前向きなのはとにかくいいことだ」―ポジティブ・シンキングの絶対化は、いつしか「前向きでなければいけない」という強迫観念となった。すべてにおいて「頑張らなければいけない」私たち。明るく人づきあいができなければ人格的に否定され、ツイッターや朝活、婚活ブームに乗らなければ無能と見なされる。周囲の同調圧力に耐えかねて「うつ」になったり、やる気を失くしてしまう人が増えるのも当たり前。心が悲鳴をあげている。自分をだますのはもうよそう。世間や職場にふりまわされず、平凡な日常に幸せを感じるコツ。
目次
第1章 こんなときこそ「頑張りすぎない」―変化にふりまわされない心構え
第2章 「前向き」だけがすべてじゃない―無理に成長しない生き方
第3章 「テキトー力」のすすめ―大人の条件とは何か?
第4章 人づきあいが悪くてもいいじゃない―人間嫌いにコミュニケーション法
第5章 健康志向もいきすぎれば体に悪い―運動・食事にこだわらない健康法
第6章 自分をそんなに責めなくてもいい―ストレス知らずの仕事術
著者等紹介
香山リカ[カヤマリカ]
1960年北海道生まれ。東京医科大学卒業。精神科医、立教大学現代心理学部教授。豊富な臨床経験を活かして現代人の心の問題を鋭くとらえるだけでなく、政治・社会評論、サブカルチャー批評など幅広いジャンルで発信を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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