日本人が知らないアメリカの本音

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日本人が知らないアメリカの本音

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  • サイズ B6判/ページ数 298p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569797960
  • NDC分類 312.53
  • Cコード C0030

出版社内容情報

財政難から世界はおろか東太平洋にまで手がまわらない米国と、太平洋に食指を伸ばす中国に囲まれた日本がとるべき道とは?

【著者紹介】
国際政治学者、未来学者、詩人

内容説明

これを知らずして日本の針路を決めてはいけない!ビンラディン殺害で大きく変わった世界のパワーバランス。3・11で見せた「トモダチ作戦」の真意とは何か。TPP推進で垣間見えるアメリカ産業界の思惑とは。

目次

プロローグ 最も身近で最も遠い国・アメリカ―情報氾濫のかなたの実像
第1部 歴史が語るアメリカの内幕(アメリカの内幕―国内対立の二大潮流~産業規制か自由放任か;レーガン以降、「チェンジ・マスター」オバマまで―繰り返されるバブルの発生と崩壊)
第2部 世界の新潮流とアメリカの内幕(ビンラディン殺害のインパクト―米中本格対決の時代が来た!;ウィキリークスとアサンジを生んだアメリカ文化;「3・11東日本大震災・福島原発事故」と国際政治―米露中はどう動いたか?~そして、日本国防政策の基本は;TPPに反対する「草の根アメリカ」と推進する「多国籍企業アメリカ」)
エピローグ アメリカの軍事力・文化力・経済力の行方

著者等紹介

藤井厳喜[フジイゲンキ]
1952年、東京都生まれ。国際政治学者。1977年に早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。同年から’85年までアメリカ留学。クレアモント大学院政治学部(修士)を経て、ハーバード大学政治学部大学院助手、同大学国際問題研究所研究員。’82年以来、近未来予測の「ケンブリッジ・フォーキャスト・レポート」を発行。現在、株式会社「ケンブリッジ・フォーキャスト・グループ・オブ・ジャパン」代表取締役、拓殖大学日本文化研究所客員教授、モンゴル国際経済商科大学客員教授、日米保守会議理事・事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

木村和男

3
アメリカの歴史を含めた政治を概説しつつ、近年の出来事との関連など、日本国内在住者では知ることが困難な事柄を知ることができて良かった。2019/01/12

ボニブル

3
1.フランクリン・ルーズベルト大統領のニューディール政策でアメリカ草創期の「リベラル=進歩的」、「コンサーバティブ=保守的」という言葉の意味が逆転し、「リベラル=大きな政府賛成派=民主党」、「コンサーバティブ=大きな政府反対派=共和党」という転換が起こったこと、2.チャイナの脅威と日本が核武装すべきと主張する根拠、3.TPPのもたらす弊害が特によく理解できた。タイトル通りのアメリアの本音とその背景が分かるだけでなく、今の日本の現状と体たらくについて考えさせられた。2017/07/29

Hiroshi Obara

3
ラジオでよく聴く藤井さんの書籍 流石に本当のアメリカの姿を知ることが出来たのは良かった しかし問題はこのアメリカの真実や本音をリアルタイムに知ることが出来ないのかと言うことだ アメリカの報道を日本の報道を経由せずに直接知ることが出来るようになりたいものだ2017/07/25

HALI_HALI

3
一見すると単純だが複雑にも見える現代アメリカ。本書では現代アメリカを理解するために必要な歴史的背景が述べられている。アメリカ独立時に端を発する「強い連邦政府」vs「自治的な州の緩やかな連邦政府」という国のあり方の対立。前者はハミルトンが提唱した親欧州的な政治のあり方であり、後者はジェファーソンが提唱した反欧州的なものであった。本書前半では、上記点に沿って歴代米国経済政策や外交政策の変遷が記されている。そして後半では、現代の米国外交・軍事のIT化という特徴を踏まえ新たな姿に変わりゆく米国が述べられている。2017/01/04

3
第一部はたいへん興味深く読め、為になった。第二部には共感出来ない部分(日本が核保有国になるべき等)もあった。2012/06/17

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