出版社内容情報
財政難から世界はおろか東太平洋にまで手がまわらない米国と、太平洋に食指を伸ばす中国に囲まれた日本がとるべき道とは?
【著者紹介】
国際政治学者、未来学者、詩人
内容説明
これを知らずして日本の針路を決めてはいけない!ビンラディン殺害で大きく変わった世界のパワーバランス。3・11で見せた「トモダチ作戦」の真意とは何か。TPP推進で垣間見えるアメリカ産業界の思惑とは。
目次
プロローグ 最も身近で最も遠い国・アメリカ―情報氾濫のかなたの実像
第1部 歴史が語るアメリカの内幕(アメリカの内幕―国内対立の二大潮流~産業規制か自由放任か;レーガン以降、「チェンジ・マスター」オバマまで―繰り返されるバブルの発生と崩壊)
第2部 世界の新潮流とアメリカの内幕(ビンラディン殺害のインパクト―米中本格対決の時代が来た!;ウィキリークスとアサンジを生んだアメリカ文化;「3・11東日本大震災・福島原発事故」と国際政治―米露中はどう動いたか?~そして、日本国防政策の基本は;TPPに反対する「草の根アメリカ」と推進する「多国籍企業アメリカ」)
エピローグ アメリカの軍事力・文化力・経済力の行方
著者等紹介
藤井厳喜[フジイゲンキ]
1952年、東京都生まれ。国際政治学者。1977年に早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。同年から’85年までアメリカ留学。クレアモント大学院政治学部(修士)を経て、ハーバード大学政治学部大学院助手、同大学国際問題研究所研究員。’82年以来、近未来予測の「ケンブリッジ・フォーキャスト・レポート」を発行。現在、株式会社「ケンブリッジ・フォーキャスト・グループ・オブ・ジャパン」代表取締役、拓殖大学日本文化研究所客員教授、モンゴル国際経済商科大学客員教授、日米保守会議理事・事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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