行舟文庫 大唐懸疑録シリーズ<br> 蘭亭序之謎〈下〉―大唐懸疑録シリーズ

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行舟文庫 大唐懸疑録シリーズ
蘭亭序之謎〈下〉―大唐懸疑録シリーズ

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  • サイズ A6判/ページ数 352p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784909735188
  • NDC分類 923.7
  • Cコード C0197

内容説明

河陰県を訪れた裴玄静と崔〓。しかし、泊まった宿場が何者かに放火される。辛くも大火事から逃れたふたりだったが、今度は放火犯の容疑をかけられ逮捕されてしまう。当地に赴任していた元宰相の権徳輿は玄静を救おうとするが、彼女は火をつけたのは崔〓かもしれないと申し出た。そこに都から事態鎮圧のために派遣された将軍・吐突承〓が到着し、法廷が開かれた。吐突将軍は玄静も一連の事件に関わっていることを疑うが、崔〓が突如、奇妙な証言を始め―。

目次

第4章 新婚〓
第5章 鏡中人

著者等紹介

唐隠[トウイン]
1970年代に中国上海で生まれる。2010年にデビュー。15年に「当当年度影響力作家賞」、16年にアマゾン中国が選ぶ「新鋭作家賞」を受賞。台湾・誠品書店が頒布した「2017年度閲読報告」にて、「2017年十大ベストセラー作家」と「最も受けのよい作家」に選ばれた

立原透耶[タチハラトウヤ]
大阪府生まれ、奈良県育ち。日本SF作家クラブ会員。1991年、『夢売りのたまご』でコバルト読者大賞を受賞し翌92年デビュー。2000年までは「立原とうや」名義で活動。小説家としての作風はファンタジー、SF、ホラーなど多岐にわたる。華文SFの翻訳も手掛け、『三体』シリーズでは日本語版監修を担当する。大学教員の顔も持つ

根岸美聡[ネギシミサト]
北海道生まれ。中学生の頃に中国へ派遣されたことから中国語との縁が始まる。最も興味のある領域は現代中国語方言。現在は近畿圏の大学で教壇に立ちつつ、中国語小説の翻訳を行う

井田綾[イダアヤ]
翻訳者、中国語発音講師。而立会(日中翻訳活動推進協会)、中国同時代小説翻訳会所属

齊藤正高[サイトウマサタカ]
愛知大学・岐阜大学非常勤講師。愛知大学中日大辞典編纂所研究員。翻訳家

柿本寺和智[カキモトジカズトモ]
浅学非才の漢学徒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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アカツキ

11
元婚約者に嫁ぎに行くと旅に出た裴玄静だったが付添人の行動に不信感を抱き、たまたま同道していた崔朗君に手伝ってもらって逃げる。しかし、泊った宿場が大火事になって二人は放火犯として捕らえられてしまい…。登場人物や人間関係は面白くて好きだけど、ミステリ部分が私には小難しくてついていけず半分寝ていた…。玄静と崔朗君が気になるから追いかけたい気持ちはあるけれど…。2023/09/27

さとうしん

8
上下巻合わせての感想。女探偵の裴玄静とミステリアスなイケメン崔淼が互いに騙し合いながら蘭亭序の謎に挑むという筋で、柳宗元、李賀に聶隠娘と、唐後半期、憲宗の時代のオールスター総出演のような雰囲気になっている。弱まる皇権に跋扈する藩鎮と、時代設定もそれなりにうまく生かせている。肝心のオチは「まあ」という感じなのだが、ダヴィンチコードよりは現実的な話になっている。2023/08/08

BECHA☆

7
謎解きに出かけた先で襲われ、更に放火犯と疑わた玄静は、真実にたどり着けるのか。原文と読み下し文と訳文を揃えて提示してくださっているのだが絶壁登山気分であった😓。2023/09/30

ヒサ子。

3
裴玄静のキャラに惹かれてなかったら、最後まで読めなかったかもしれない。。。蘭亭序の謎の落とし所は、まぁそんなところかな。匕首の謎もそのうちわかるのかなとか謎を残しつつ、一区切りといったところかな。番外編の手紙の主がそのうち出てきそうな予感もするし、続き待つ。2024/03/28

すいか

1
上下巻合わせての感想。聡明で自立心の強い女主と飄々として人懐こいが腹の底を見せない男主という組み合わせ、割と中国エンタメあるあるな感じ。憲宗朝の時代状況を的確に把握して物語に落とし込んでいて、歴史エンタメとして楽しめるし、歴史上や伝説上の人物の掘り下げが緻密で、いずれも魅力的で、読み応えがあった。中唐期って、本作にも登場しているように中国文学史上実に多士済々な時代で言われるほどぱっとしないわけでもないんですけどね。一エピソード完結かと思ったら、続いたのでびっくりした。次回作も期待です。2023/08/20

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