PHP新書
フランス的クラシック生活

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  • サイズ 新書判/ページ数 171p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569797861
  • NDC分類 760.8
  • Cコード C0273

内容説明

フランスの港町ナントで誕生し、もっともエキサイティングな音楽の祭典として世界に衝撃を与える「ラ・フォル・ジュルネ」。その仕掛け人ルネ・マルタン初のクラシック・ガイドをお届けする。「恋人と、きらめく街を歩く」「休日の朝、気持ちのよい二度寝に」「くたびれた帰り道」―仕事から遊び、恋愛まで、日常のシチュエーションにピッタリ当てはまる曲を紹介。音楽で生活を彩るフランス人ならではの柔らかい視点で、人生を豊かに、優雅に演出してくれる聴き方を提案する。すてきな音楽は、あなたのすぐ隣にある。

目次

1 ある金曜日(晴れた朝、窓を開けて;朝の日課を楽しむ ほか)
2 クラシック歳時記(春、動物園。ペンギンのよちよち歩きを見ながら;5月、友だちを家に招いて ほか)
3 恋、そして人生(恋に落ちたら;デートの支度中 ほか)
4 音楽の効能(睡魔をはらう音楽;集中力を高める音楽 ほか)

著者等紹介

マルタン,ルネ[マルタン,ルネ][Martin,Ren´e]
フランス・ナント出身。クラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ」アーティスティック・ディレクター。経営管理学と音楽を学んだのち、1979年に芸術研究制作センター(CREA)を創設。以来、数多くのコンサートや音楽祭を手がけている。業界の常識を覆し、世界のクラシック音楽界に衝撃を与えた「ラ・フォル・ジュルネ」は1995年にナントでスタート。日本では2005年から開催され、毎年80万人が来場している

高野麻衣[タカノマイ]
上智大学文学部史学科卒。クラシック音楽雑誌の編集を経て、フリーに。「乙女のクラシック」をテーマに、音楽にとどまらず乙女文化全般について広く執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コニコ@共楽

16
2011年の震災の時も開催したラ・フォル・ジュルネが今年はコロナの影響で中止になった。ベートーベン生誕250周年を記念して行われるはずだったゴールデンウィークの音楽祭典がなくなり残念だった。家でしたことは巣ごもり読書と一人コンサート。ラ・フォル・ジュルネ主催者のルネ・マルタンのオススメ音楽ガイドを片手に音楽に酔いしれる。フランス人っぽく粋な切口で、有名どころの作曲家から隠れた名曲の紹介もあり、楽しめた。オススメ曲の一つ、「モーツァルト?のバターつきパン」を音楽サイトで聴いてみて、その可愛さにうふふだった。2020/05/06

鳩羽

3
日常のちょっとした時、求めるタイミングに、寄り添ってくれる音楽。そんなクラシックをラ・フォル・ジュルネの仕掛人が気軽に紹介してくれる本。どんな素晴らしい音楽も芸術も、人の心を揺さぶらなければ意味がなく、全然クラシックに詳しくなくても、聴いて良いなと思えたらそれが音楽のある生活なんじゃないかと思う。2011/05/09

ジャッキー

1
日々の暮らしの中にクラシックを!というのは面白いのだけれど、気恥ずかしくも感じるf(^_^;そこまで力を入れて今の気分に合うクラシックを探さなくても良いと思うのだけど。2016/01/09

とす

1
ゴールデンウィークのラフォルジュルネの創始者であるルネ・マルタンによるクラシックガイド本。特徴は交響曲が少ないことと翻訳の高野麻衣による愉快なコラム。面白いし読みやすいしで一時間未満で読了。交響曲のある楽章だけを紹介するのはいいアイデアだと感じた。2015/12/19

HNG

0
出てくる曲をひとつひとつ聴きながら読みたくなる。意外な曲が出てきて新鮮だったかな。2014/10/19

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