内容説明
「頑張っているのに報われない」「誰も私のことを分かってくれない」そう考えている人が知っておきたい心理学。
目次
第1章 なぜ心が満たされないのか(誰もが、「まずかまわれる」ことを求める;すぐイライラするのは、根に憎しみがあるから ほか)
第2章 「こうあって欲しい」という願望(こうあって欲しいという幻想の中で生きる;ナルシシストは相手と接していない ほか)
第3章 自分に自信がないから攻撃的になる(「べき」のとらわれ;心に不満があると、些細なことにイライラする ほか)
第4章 現実を受け容れると悩みは消える(自己蔑視の外化;自分に対する怒りの外化)
著者等紹介
加藤諦三[カトウタイゾウ]
1938年、東京生まれ。東京大学教養学部教養学科を経て、同大学院社会学研究科修士課程を修了。1973年以来、度々、ハーヴァード大学准研究員を務める。現在、早稲田大学名誉教授、ハーヴァード大学ライシャワー研究所准研究員、日本精神衛生学会顧問、ニッポン放送系ラジオ番組「テレフォン人生相談」レギュラーパーソナリティー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひお
16
自分の不満を外化していることに気付けという。すべての被害妄想やイライラのもとである原因は自分にあると。よしんばそれが自分の中にあるものが原因だと認めたとしてさて、どうなる?諦めろとでも言うのか?結局、問題の原因は追求できるけど問題の解決には程遠い気がした。2012/03/04
るるこ
7
要するにイライラしやすい、ささいなことで傷つきやすい人っていうのは自分の土台がしっかりしていない。幼いころに無償の愛情を十分うけてこないと、自分に自信の持てない人間になってしまう。誰にも愛されている実感を持てず、自身を愛することもできない。少しのことで動揺し、怒りを覚える。他者へのイライラは自己への憎しみの心理が外化されたものなのだ、と。 たしかにその通りなのかなあとフムフム納得。 じゃあ不足した愛情を今から補うにはどうしたらいいのかってことも、もう少し具体的に書いてほしかったかもです。2011/07/17
月華
3
図書室 読んでいて、えらそうな感じの著者は聖人君子なのかと思ってしまいました。だからどうすれいいのかというのが全くなかったように思いました。2012/01/23
かげつ
2
イライラのメカニズム……が書いてあるのでイライラの原因が分かることが解決への第一歩なんだよね、という内容。「しずめ方(テクニック)」には焦点があってなくて、ピンぼけ感にイライラできる本だった。(※この本に言わせると、私が既に自分にイライラしてるからだろうwとなる)この方の本2冊目。題名の付け方がうまいのであるが、題名は内容の主題じゃないというのが2冊ともの感想。2015/03/28
ちいたけ
2
解っていたことを改めて言われると、返ってイラついたりします。2011/06/06
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