内容説明
周りに惑わされない確固たる自分を持つには…儒教・道教・禅の教えを融合させた不朽の名著を現代におきかえて読み解く。
目次
第1章 心の不安と向き合っていくために
第2章 前向きな気持で過ごすために
第3章 良好な人間関係を築くために
第4章 厳しい時代を生き抜いていくために
第5章 逆境を乗り切っていくために
第6章 周りの信頼を得るために
第7章 意味のある人生にするために
第8章 人生の達人をめざすために
著者等紹介
守屋洋[モリヤヒロシ]
著述業、中国文学者。昭和7年、宮城県生まれ。東京都立大学大学院中国文学修士課程修了。現在、中国文学者として、著述、講演等で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ビイーン
4
守屋氏の解説は解り易くていい。次は[決定版]菜根譚の方も読んでみたい。2015/06/30
issy
2
古典というには比較的新しい四百年前に書かれたらしい処世術というか人生論というか。古来の儒教、仏教、道教をミックスして当世にふさわしい形で濾過した内容なのかな、と勝手に想像。つまり、ある特定のベクトルでの思想を押し付けず、いろいろあるけど穏やかに中庸を目指しつつ幸せを噛みしめよう、みたいなノリなので、誰のどんなシチュエーションにもいずれかの言葉が当てはまりそうな印象。この本自体はさわりだけ紹介的な入門書なので、その真価は全編読まないとわからないんだろうな。2020/02/24
アイマール
1
事業は徳があってこそ発展する。2020/04/16
かんな
1
少しだけf ̄▽ ̄;)慰められた気がします。2019/07/28
neko
1
儒教・仏教・道教の思想を交えた立場での語られた雑学書。さまざまな人生訓が書かれているが、注目すべきは「苦しみの中に楽しみがある」「自分にとらわれない」という考え方だ。「世間一般の人々は、欲望を満足させることに楽しみを求めるので、かえって苦しみを感じるが、悟りの境地に達した人は、欲望に打ち勝つことに楽しみを見出すので、苦しみを通じてかえって楽しみを手に入れる」。これは難易度の高いパズルを解くように人生の問題解決を楽しめということだと思う。また、こだわりを捨て合理的に行動すれば問題解決が容易になる。2018/05/19
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