内容説明
思いがけない出会いを大事にする。幸運の始まりはそんなことだったりする。
目次
第1章 出会いでつながる(一〇〇分の一の出会いを作る;興味をもてば、つながることができる ほか)
第2章 想像力でつながる(オリジナルなつながりの糸を紡ぐ;「読み取る」力を磨く ほか)
第3章 運でつながる(幸運は人づてでやってくる;誰かが見ている ほか)
第4章 人間力でつながる(自分の仕事に誇りをもつ;“いいこと”を引き寄せる ほか)
第5章 ハートでつながる(「心を洗い」に行く場所;なぜか一緒にいたい人になる ほか)
第6章 夢でつながる(迷ったら、やろう!;顔が見えるつながり ほか)
著者等紹介
小山薫堂[コヤマクンドウ]
放送作家。脚本家。東北芸術工科大学教授。1964年6月23日熊本県天草市生まれ。日本大学芸術学部放送学科在籍中に放送作家を開始。「カノッサの屈辱」「東京ワンダーホテル」「ニューデザインパラダイス」など斬新的な番組を数多く手がける。「料理の鉄人」「トリセツ」は国際エミー賞に入賞した。2008年、初の映画脚本「おくりびと」で第60回読売文学賞戯曲・シナリオ部門賞、第32回日本アカデミー賞最優秀脚本賞、第81回米アカデミー賞外国語部門賞獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱんにゃー
38
「もっと偶然を好きになってください。そしてその偶然が、やがて必然だったと思えるようになったら…そのつながりは本物だと思います。」(小山さん) 『偶然を好きになる』 好きだなぁ♪(コ)2014/02/05
退院した雨巫女。
13
《私‐図書館》同郷で年も近い、いつも気になる人です。当たり前のことだが、なかなか難しい。2011/07/03
Thinking_sketch_book
10
面白い本です。読み始めはさらさらとした文章で薄っぺらい内容だと感じていましたが、読み進めると体に染み込むものを感じます。日本人が忘れかけつつも忘れられない『つながり』を様々な角度で表現しているので、誰が読んでも響くものがあると思います。私は『幸せは探すものではない。気づくものである。』で読む手が止まりました。今ふつうに出来ていることを冷静に見れば何でも幸せなんです。これからも幸せを見つけていきたいと思います。 2012/09/15
あまね
9
図書館本。小山さんの文章を読んでいるとほぉぉぉっと心の力みが抜けます。小山さんの核のホスピタリティがそうさせるのでしょうね。さらさらとあっという間に読める本ですが、読んで良かったな。『自分が期待するほど、人は自分のことを見ていない。自分が油断する以上に、人は自分のことを見ている。』『見返りを期待せず、社会に貢献すれば、自然と人間力は鍛えられる。』よしっ!ちゃんとしよう!2016/02/04
ひとまろ
7
100枚の名刺を学生にもたせて4年間で繋がりたい人に渡すっていう発想は目からうろこ。 社会人なら名刺は配って配ってどんどん減らせって感じなんだけど・・・ 100枚限定で、しかもコレはという人だけってのは逆に厳選されると思う。この人と繋がりたいっていうのは本当に自分の価値観にあっていたり影響を与えてくれたりって人で貴重な存在。 フェイスブックやツイッターでゆるくつながっているような関係とはちと違うような感覚である。 2013/02/28